NHK党 立花党首
浜田聡議員の質問を傍聴した後、浜田議員事務所で立花孝志党首からいろいろお話を聞きました。
立花党首は、基本的に宗教に対してはネガティブなご意見をお持ちです。宗教に依存し、霊物を購入するようなことに対して、否定的な印象を持っています。憲法は宗教に対して、もっと抑制的に改正するべきではないか、とまで言っていました。
しかし、現行の憲法を維持するのであれば、宗教団体の発言の自由まで奪うことはおかしい、と言っています。今のような、政府が宗教に対して正義感を押し付けるようなやり方は、宗教への介入だというわけです。昨年の家庭連合に対する財産保全法案についても、相続が始まってもいないのに、子どもが親の財産処分を取り戻すような考えは、財産権を否定するものだと言っていました。
立花党首は、「NHKをぶっ壊す!」など、目立つ言動をされていますが、奇を衒っているのではなく、少数派がどのようにして存在感を出し、自らの主張を実現するのか、非常に戦略的に考えているのだとわかりました。
今回の都知事戦でも、30名の候補者を立て、いろいろな意見発信の場を提供することを企画しています。もちろん合法的な方法で、です。とても独創的な発想だと思います。なぜそのようなことをするのかとお聞きすると、政治への関わり方を、いろいろな形で提案したいからだ、ということでした。私も、是非参加したいと思います。
実際にお会いして、とても奥の深い人物だと思いました。自民党から関係断絶宣言をされ、世間から批判されている家庭連合の信者と会うということ自体、肚が座っていると言えます。
こういう党首の下にいるので、浜田聡議員も自由に発言ができるのでしょう。今後の活躍が期待されます。