読書
文芸春秋 石戸諭氏 統一教会と自民党
文藝春秋に掲載された石田諭氏の記事「統一教会と自民党」で、UPFジャパン会長の梶栗正義氏がインタビューを受けています。
自民党と統一教会はそれほど深い関係でもなく、自民党議員は応援されたのに家庭連合と関係ないと言って逃げるのは、情けないことです。
月刊Hanada 4月号 福田ますみ氏 文科省の犯罪「統一教会陳述書」捏造事件
月刊Hanada4月号で、福田ますみ氏は、文科省が家庭連合の解散請求のために提出した陳述書に、捏造の疑惑があると書きました。
家庭連合の調査では、陳述者が内容を認識していないとか、元信者ではなく実は現役信者というケースが複数ありました。
国家権力による重大な宗教行政スキャンダルです。
有田芳生氏 統一教会とは何か
有田芳生氏の「統一教会とは何か」は、2022年9月発行の30年前の著作の改訂版です。安倍元首相暗殺事件直後の出版ですが、内容は主に1990年代以前の古い情報に基づいています。2000年代以降の家庭連合の変化、特に2009年のコンプライアンス宣言以降の活動や、UPFの設立、海外での教育支援活動などには触れていません。著者は30年前の情報で現在の家庭連合を批判し、解散命令請求を進めていますが、これは問題があると指摘されています。
中山達樹氏 笑って死ねる人・生・論
中山達樹氏は「笑って死ねる人・生・論」で、笑って死ぬことが人生の目的で、後悔しない生き方をしたい言っています。
家庭連合をサポートするのも、キャリアに傷が付いても、魂に傷をつけたくないからです。
中山氏の死生観を踏まえた人生論は、一読の価値があります。
稲垣良典氏著 トマス・アクィナス「神学大全」
稲垣良典氏著「トマス・アクィナス 神学大全」は、13世紀の神学者トマス・アクィナスによる大作「神学大全」の解説書です。
神学大全はアリストテレスの哲学を取り入れたスコラ哲学の集大成で、西洋思想に大きな影響を与えました。難しい本でした。
後藤徹氏 「死闘 監禁4536日からの生還」
後藤徹氏の「死闘 監禁4536日からの生還」は、家庭連合信者が12年5か月間、拉致監禁された体験を描いたドキュメンタリーです。
極限状況下でも信仰を貫き、脱出後に裁判で勝訴しました。
ノンフィクションとして、信教の自由について考える上で、意義がある本です。
有田芳生氏著 誰も書かなかった統一教会
有田芳生氏が、信者との公開討論についてポストしていたので、「誰も書かなかった統一教会」を読んでみました。
30〜40年前の、勝共連合の設立、政治との関わり、北朝鮮との接触など、統一教会批判としては定番のものばかりでした。
ガラテヤの信徒への手紙
新約聖書 ガラテアの信徒への手紙では、パウロがガラテアの信徒達の律法主義への拘りを非難し、信仰による義を強く訴えています。
彼は異邦人伝道への使命感を強く持っていました。
新しい思想への反対はいつの時代にも存在することが、生々しく描かれているように思います。
シュレーディンガー 「生命とは何か」物理的にみた生細胞
シュレーディンガーの「生命とは何か」は、量子力学の視点から生命の本質を探る本です。
エントロピー増大に逆らう生命の秩序維持能力を指摘し、DNAの二重らせん構造発見にも影響を与えました。
物理学と生命化学がつながるのは、神の緻密な計算によるものかもしれません。
ツァラトゥストラはかく語りき 無神論について
ニーチェの「ツァラトゥストラはかく語りき」は、19世紀の無神論的思想を代表する作品です。「神は死んだ」という言葉で知られ、既存の道徳観や価値観に挑戦しています。本書は聖書の言葉を用いながらそれを否定し、人間自身が価値を創造する「超人」の概念を提示しています。