読書
ガラテヤの信徒への手紙
新約聖書 ガラテアの信徒への手紙では、パウロがガラテアの信徒達の律法主義への拘りを非難し、信仰による義を強く訴えています。
彼は異邦人伝道への使命感を強く持っていました。
新しい思想への反対はいつの時代にも存在することが、生々しく描かれているように思います。
シュレーディンガー 「生命とは何か」物理的にみた生細胞
シュレーディンガーの「生命とは何か」は、量子力学の視点から生命の本質を探る本です。
エントロピー増大に逆らう生命の秩序維持能力を指摘し、DNAの二重らせん構造発見にも影響を与えました。
物理学と生命化学がつながるのは、神の緻密な計算によるものかもしれません。
ツァラトゥストラはかく語りき 無神論について
ニーチェの「ツァラトゥストラはかく語りき」は、19世紀の無神論的思想を代表する作品です。「神は死んだ」という言葉で知られ、既存の道徳観や価値観に挑戦しています。本書は聖書の言葉を用いながらそれを否定し、人間自身が価値を創造する「超人」の概念を提示しています。
踏みにじられた信教の自由
太田朝久著「踏みにじられた信教の自由」には、拉致監禁を行う反対牧師が登場しますが、キリスト教は、①偶像崇拝の忌避、②霊界の否定、③先祖崇拝の否定、と言う教理が、家庭連合の教理と異なります。
教理の違いによって、拉致監禁が正当化されてはなりません。
ピューリタン 信教の自由の原点
大木英夫氏の「ピューリタン」によれば、英米のピューリタンは、神は一人一人に働くという個人の尊重と、その個人に国家権威の基礎をおくという、近代民主主義の精神的な基礎となりました。
その原点は、信教の自由という純粋な精神性によるものだと言えます。
イエス様の最後の言葉
イエス様の最後の言葉は、マタイ等では「わが神、わが神、なぜ私をお見捨てになったのですか」と記録されていますが、これは神を賛美する詩篇22篇の言葉です。
ヨハネでは「成し遂げられた」ですが、文鮮明総裁の最後の祈りと符号します。
最後まで神様と一つでした。
ジャン・カルヴァンの生涯(下) 西洋文化はいかにして作られたか
ジャン・カルヴァンの生涯(下)は、カルヴィニズムは、予定論による神の頌栄、労働に宗教的な価値を認め、西洋文化と経済発展に影響を与えましたが、人種差別を生み出す一因となったことも指摘しています。
キリスト教は西洋で開花し、限界もあったのだと思います。
ジャン・カルヴァンの生涯(上) 西洋文化はいかにして作られたか
ジャン・カルヴァンの生涯(上)は、聖書の註解書「キリスト教綱要」でも有名なカルヴァンの思想が、キリスト教のみならず西洋文化にいかに影響を与え、今日の民主主義や資本主義の基礎となったかについて、まずカルヴァンの人生や経歴について解説しています。
福田ますみ氏の月刊Hanada 2月号記事 旧統一教会の真実 闇に葬られた冤罪 「新生事件」
福田ますみ氏が、月刊Hanada 2月号に、印鑑などを「先祖の因縁」などと顧客を脅して販売したとして、社長が有罪となった2009年の「新生事件」は、国策捜査であり冤罪だと書いています。
強大な国家権力が家庭連合を散命令請求に追い込みましたが、私たちは戦い続けます。
「世界思想12月号」 大塚克己議長のメッセージ 反ユダヤの歴史と欧州・中東社会の今日
世界思想12月号の大塚克己議長の巻頭メッセージは、「反ユダヤの歴史と欧州・中東社会の今日」で、ヨーロッパの反ユダヤ主義の歴史を踏まえつつ、相互理解のための対話を推進するべきとしています。
一方的なイスラエルへの非難、特定の宗教の排除は、すべきではありません