宗教者間対話

私は、宗教者間対話は重要だし必要だと思っております。

私は時々、近くのキリスト教会の礼拝に参加させて頂きますが、私が家庭連合の信者であることは明らかにしております。目的は、イエス様と聖書のことを学ばせて頂くためです。

また、イスラム教は平和の宗教だという文鮮明師の言葉を支持します。以前マレーシアで仕事をしていた時、部下が敬虔なイスラム教徒でしたが、人格的にもとても立派な人物でした。アルカイダやハマスのようなテロ組織とは全く異なるものです。

それぞれの宗教は、その土地や国の文化を形成し、倫理的な価値観を作り上げてきました。イスラエルにおけるユダヤ教、日本における神道などが、その例です。お互いの宗教をリスペクトすることは、お互いの国や文化をリスペクトすることと、同じものだと思っています。
宗教間対話は、お互いの文化を尊重するところから始まるのであって、相手の宗教を否定し、改宗させようとする態度からは、発展はありえません。

ただし、大前提として、自分の宗教はしっかりと守ることが必要です。日本の国を大切にしない者が、世界平和などと言っても、それは左翼思想であり、欺瞞ですが、それと同じことです。宗教者間対話は、自らの信仰を自立させ、その上で他の宗教者をリスペクトし、同じ目標、即ち人類の幸福と平和に貢献しようと、協力するために行うものだと思っております。
決して、自分たちが他の宗教に同化したり、逆に他の宗教を自分たちに服従させようという目的ではありません。

こういう意見交換をすることが、まさに宗教者間対話ではないかと、思っております。