「宗教虐待」という名の宗教迫害

家庭連合に対する批判に便乗する形での、宗教二世に対する虐待というプロパガンダが広がっています。
NHKが、5月1日に報じた内容は、「宗教への信仰を背景にした子どもへの虐待について」という文章から始まります。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240501/k10014437571000.html

これは、非常におかしい報道です。子どもへのネグレクトは、親子問題が基本にあります。親が子を正しい愛情で育てない場合に、いろいろな形で問題が発生するのです。
原因としては、夫婦間の不仲であったり、親の子どもへの過度の依存であったり、自分のストレスのはけ口であったりするのでしょう。その結果、暴力やネグレクトなどの現象に現れるのです。
両親が宗教を持っている場合、それに対する反発という形で、問題化することもあるかもしれません。しかし、親子関係がきちんと築かれていれば、問題は発生しないはずです。宗教が問題なのではないのです。
しかし番組は、「宗教が虐待を生む」というストーリーに沿って自治体に取材し、それを基に宗教を問題化しようとしています。

私も、宗教家庭の一人として、自分たちの子どもにきちんと向き合えているか、常に自らに問います。宗教を強要したことはないし、それぞれの考えで育ってくれています。それでいいのです。
家庭連合の現役二世信者の方々も、自らの意思で信仰の道を選んでいます。その方々の意思をないがしろにするようなNHKの番組は、非常に問題があります。

家庭連合に対してのブラックプロパガンダが広げられていますが、これが宗教全体に対して広げられようとしています。
こうなると、もはや家庭連合だけの問題ではありません。宗教界全体が、社会の異物として扱われようとしています。
NHKの報道は、まさに「宗教虐待」という名の宗教迫害であると思います。