家庭連合の職員への解雇通知 あまりにも冷たい清算人の方針
4月13日付で、家庭連合の職員に対する解雇通知が出されたようです。
職員は全国で2000人近くいるのではないかと思いますが、一部の職員は清算業務で残りますが、それ以外の職員は、全員5月20日をもって解雇なんだそうです。
このことについては、青春TVでも放送していました。
https://youtu.be/70FxWU1BBiM
この通知は職員の方々はすでに受け取っているわけですから、公知の事実だと思います。この解雇通知、題は「解散に伴う労働契約の終了等について」となっていて、差出人が清算人の伊藤尚氏ですが、この文書は転載禁止となっていて、ここに掲載できません。私は職員の方から見せて頂きましたが、書いてある内容は、本当に冷たい内容だと思います。
もともと、清算業務というのは、すでにある財産を整理し、全ての債務者に対して弁済した後、残余財産を配当して終わりということで、淡々とやるものなのだろうとは思います。しかし、それにしても、どれだけ多くの職員が、これで路頭に迷うことになるのか、そういったことを全然配慮していない、非常に冷たい内容だと思います。
その一つが、退職金です。退職金には、解散請求の申し立てがあった後、退職金の割増をするという規定があるそうですが、これは自己都合退職の場合に支払われる通常の退職金に加え、法人の都合で解雇という場合に支払われるものです。
家庭連合も、以前の規定は解散されるということは想定されていなかったのでしょうが、具体的に清算するということになれば、これは自己都合ではありませんから、本来あるべき割り増し退職金の規定を追加したものだと思います。
本当に、世間一般の規定だと思うのですが、この解雇通知はこれを否定してるのです。信じられないというか、職員に対する配慮がまるでないと思います。
それから、有給休暇の買い取り制度があるそうですが、これはそういう会社もたくさんありますが、その規定も適用しないということのようです。
私も、海外で関係会社の経営をしていたことがあります。しかし、社長をやっていた時に、会社を清算して帰国してきました。これは、リーマンショックで会社が立ち行かなくなり、清算ということになりました。従業員に対しては、通常の退職金規定に上乗せして支払いました。確か、三か月分ぐらいだったと思いますが、それを上乗せして支払ったんです。
そんな規定はもともとなかったのですが、それは会社都合で解雇ということになるので、現地の弁護士や社会保険労務士に相談して、従業員に対しては申し訳ないと、会社の都合で解雇ということになるので、本当に申し訳ないといって、私は本当に頭を下げて、従業員の皆さんに解雇をお伝えをしたことがあります。
今でもそのこと時のことを考えると、涙が出るぐらいつらい経験でしたね。退職に対しては、直接勤め先を紹介するということができませんでした。なぜかというと、紹介して再就職して、そこでトラブルがあった時には、労務問題になるので、正式には紹介できないのです。そうは言いながら、親しい会社には、いい従業員がいるからといって、内内にご紹介することはしました。退職しても困らないように、いろんなことをしました。
ところが、この家庭連合の清算にあたっては、解雇通知に再就職支援ということが書いてはあるのですが、それは公益財団法人産業雇用安定センター、要するに職業安定所のことだと思いますが、そこを紹介しますよ、と書いてあるだけなのです。わずか3行書かれているだけです。
清算人に、職について配慮してくれと言うのは、そもそも清算業務とは違うという話なのかもしれませんが、それは自分自身で会社を清算した経験からすると、ちょっとこれはないんじゃないかなというくらいに、私は思います。
解散になれば、全職員が解雇されることはもともと想定されていたことですから、ある意味仕方がないことなのかもしれませんが、こんなひどいめに遭っていいのかという思いを禁じません。
しかも職員の方は、どれぐらいの比率かはわかりませんが、かなりの方が宗教二世です。親が信者で、自分も親と同じように信仰している方です。教会のことに貢献したいということで、家庭連合に就職したわけです。だから皆さん若いのです。そういう若い方々が、職歴として家庭連合と書くしかない、そういう中で、どうやって仕事を見つけていくのか。正直いって、家庭連合の二世の方々は、立派な方が多いと思います。私も、もしどっかの会社の社長であれば、本当に採用したいような、ぴかぴかの二世の方々、若者たちなんです。だから、探せば就職先は見つかるのかもしれませんが、それでも彼らの将来がどうなるのか、と思うわけです。
解散命令の結果、どんなことが起きるのかということについて、世の中では法人税がかからないだけだとか、税制優遇がなくなるだけだとか、いい加減なことを言っている人達が多かったし、今でもそういう人がいますが、現実を見て欲しいですね。我々信者が、どれだけ困っているか、職員の方々が、生活そのものがどうなるかということになっているのです。それを、鼻で笑うような扱いすることは、決して許されないと私は思います。
動画はこちら
https://youtu.be/n76WaQK6rQ0

