日弁連の過度な政治的活動は権限の逸脱である

日本弁護士連合会(日弁連)は、強制加入団体です。弁護士を名乗るためには、各都道府県の弁護士会に参加する必要があり、会費を納めることになっています。その弁護士会の上位団体が日弁連です。そして、会員である弁護士には、様々な思想・心情があるのであり、日弁連が一方的な政治的活動をすることは、控えるべきです。

ところが、日弁連の行動を見ると、非常に偏った、それも左寄りの政治的活動をしていると言わざるを得ません。

例えば、選択的夫婦別姓制度は、国民の中でも意見がわかれ、政治家にもいろいろな意見があるところです。しかし日弁連は、会長意見として導入すべきとし、それを国や政治家に働きかけています。
https://www.nichibenren.or.jp/activity/human/gender/01.html

また、10年前の話ですが、2015年の平和安全法制を制定する際も反対意見を表明し、政治家に働きかけています。
https://www.nichibenren.or.jp/document/statement/year/2015/150919.html

家庭連合に対しても、わざわざ特別ページを作って、霊感商法などと一般論に見せて、実は家庭連合を狙い撃ちした会長声明や意見書を出して、政治的圧力をかけています。
https://www.nichibenren.or.jp/activity/human/consumer/reikantaiou.html

このような、強制加入団体は、政治献金などの政治的活動を行うべきではないという判例があります。平成8年の「南九州税理士会事件」です。
「法が税理士会を強制加入の法人としている以上、その構成員である会員には、様々の思想・信条及び主義・主張を有する者が存在することが当然に予定されている。したがって、税理士会が右の方式により決定した意思に基づいてする活動にも、そのために会員に要請される協力義務にも、おのずから限界がある。」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%97%E4%B9%9D%E5%B7%9E%E7%A8%8E%E7%90%86%E5%A3%AB%E4%BC%9A%E4%BA%8B%E4%BB%B6

弁護士の徽章は、天秤をあしらったものです。人の権利は、対立するものです。あちら立てればこちら立たずということは、世の中にいくらでもあります。それを調整するのが、弁護士の仕事です。それなのに、一方の立場のみ主張し、圧力をかけることが、日弁連のやるべきことでしょうか。平行を保つべき天秤が、傾いてしまっていないでしょうか。

日弁連は、本来の立場をわきまえて、公平な行動をするべく、自らを正すべきです。

動画はこちら
https://youtu.be/Jz-UA7S-PfE