神は存在するか?

神は存在するのか、という問題に対しては、「神はいない」という人もいれば、「神はいる」という人もいるし、「わからない」という方もおられるでしょう。
私は神は存在すると信じています。

家庭連合の経典の一つである統一原理は、神が存在することを前提として書かれています。それは、この本がキリスト教徒を対象にして書かれたものであり、神の存在は当然なこととして扱われているからだと思います。
私のように、キリスト教の背景がない者からすると、なぜ神が存在すると言い切れるのか、そちらの方が疑問でした。

私が神が存在すると確信するのは、この世の様々なものが調和しているからです。例えば、自然を見れば美しいと思うし、人間の体を見れば、このような複雑な器官がお互いに矛盾なく機能して、しかもそれを次の世代につなぐ仕組みができている、このようなことは、それを設計したものがいなければ、ありえないと思います。
このような創造説を否定するのが進化論ですが、これはあくまで神の創造なくして生物が進化できるという仮説を作っただけのことで、創造説を否定することはできません。
私には、このような自然の調和や生物の機構を作り上げたのは、神であるとしか考えられないので、創造説をとっています。

そして、神が存在するのであれば、なぜ人間社会が常に戦争を行い人を殺すような事件が起きるのか、不思議になります。それは、見事な調和を示す自然界や人間の機能の完璧さと比べると、大きな矛盾があるように思えます。しかし、人間社会に矛盾があるからと言って、神の創造そのものを否定することはできません。共産主義的な発想ですと、この世は対立と闘争で発展してきたのであって、神の創造などではない、ということになりますが、だからと言って、自然界や人間の体の精巧さを否定することはできないのです。

神は存在する、そのように素直に認めることで、私たちの生き方は前向きになれると思います。もっと神のことを知りたい、そのように思って生活していきたいと思います。