使用済太陽光パネル 大量廃棄の懸念

政府は、使用済太陽光パネルの再利用義務化を断念しました。産経新聞が報じています。
https://www.sankei.com/article/20250827-VPD3335UPNKXBG2LIZMOXNYBSQ

政府の補助金でメガソーラーが2012年以降乱立し、森林が切り開かれて太陽光パネルが大量に設置されましたが、20年から30年で寿命を迎えるため、大量の使用済太陽光パネルが発生します。それが再利用できないとなると、これらは産業廃棄物となります。
2030年後半から大量に発生し、年間50万トンもの産業廃棄物が発生するということになります。
これを一体、誰が処分するのでしょうか。産業廃棄物を処分するにもコストがかかります。

一方で、発電事業会社の廃業・倒産件数が、急増しています。
2024年は52件が廃業・倒産しました。2020年以降倒産した発電所19件のうち、太陽光パネルは7件と、約3割となります。これは今後も拡大する見込みです。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001068.000043465.html

このままだと、無計画に拡大したメガソーラー事業者が、ソーラーパネルの寿命が終わることには逃げてしまい、使えなくなった太陽光パネルがあちこちに放置されるという事態になりかねません。森林は何百年、何千年という期間をかけて自然が作ったものなのに、それを破壊して廃棄物が放置されるなら、これはとんでもない環境破壊です。

このメガソーラーの拡大を支えたのが、FIT制度(固定電力買取制度)です。電力会社に、再生エネルギーで発生した電力の買取を義務づける制度ですが、この原資は、私たち一般家庭が支払う電気代に上乗せされる再生エネルギー賦課金です。この再エネ賦課金は、太陽光パネルを作った中国などに流れていきます。
この制度を作ったのは、2012年ですから、野田政権です。とんでもない政策だと思います。

温暖化対策、環境対策と言いながら、とんでもない環境破壊をもたらす再生エネルギー賦課金は問題です。
そして環境対策は、もっと広い視野で行うべきだと思います。

動画はこちら
https://youtu.be/pBxUmXV7PTQ