家庭連合の元信者の方々

かつて統一教会の信仰をもっていて、現在は信仰していない方々、いわゆる元信者には、いろいろなスタンスの方がおられます。
統一教会に入っていたことを後悔して、今では家庭連合に対して反対の立場を表明する方、統一教会をやめたけれども、特に反対も賛成もしない方、そして、統一教会をやめて何のしがらみもないけれども、家庭連合の解散命令はおかしいと言って、発信しておられる方です。

家庭連合をやめるとかやめないとかは、問題ではありません。ご自身で判断された結果ですから、それは尊重すべきと思います。ただ、自分で納得しないでやめた方がおられれば、それは残念な結果でしょう。拉致監禁されてやめざるを得なかったかたは、心の中になにかひっかかるものがあるかもしれません。

かつて信者であって、現在積極的に家庭連合に対して反対している方々といえば、この動画にもよくコメントを頂く皆さんだと思います。私の動画にコメントを下さるということは、やはり家庭連合に対して、関心があるということだと思います。反対コメントは、いわば社会の鏡みたいなものだと思うので、参考にしております。こういう方々は、かつての統一教会時代の経験をもとに反対されていて、私も宗教団体として恥ずかしい行為があったことは否定しませんが、しかしこの数年教会がどうなっているかということは、当事者ではないから、おそらくご存じないかと思います。

かつて信者でも、興味がうすれて教会を離れた方も多いと思います。むしろこのような方が大半でしょう。昨年、監禁されて教会を離れ、現在は普通の仕事をしている方と、お話をする機会がありました。親や親せきがみんな反対するので、教会に戻れなかったということで、私と同じ年代なのですが、今では教会での経験が、思い出になっているとお話されていました。

かつて信者で、家庭連合に対してはシンパシーもないけれども、解散命令はおかしいから反対だ、とおっしゃっている方もいます。金沢大学の仲正教授がその代表的な方だと思います。仲正教授は、ポストで多くの発信をされていますが、例えば次の2つのポストは、仲正教授の覚悟のようなものを感じます。

【2025年6月19日】
https://twitter.com/nakamas2/status/1935542101913350548
統一教会の元信者である私が教団に「騙された」と言わないのは、教義や海外を含めた組織の活動、教祖一家に関するものを含む各種の噂等を知ったうえで「信仰」していたからだ。教団の実体について大筋で誤認していなかったのに、「信仰」を失ったからといって、「騙された」と言い出すのはおかしい。
私にとって、解散命令の主な根拠となった、被害者を名乗る元信者たちの主張が受け入れがたいのは、彼らが教団の実体を知らないで長年”信仰”していたとは考えられないからだ。彼らも、教団のーー世間的に見ればーー負の側面を知ったうえで信仰していたはずだ。後になって、「騙された!」はおかしい。
世間的に見て負の側面を知ったうえで、それと別の次元で「信仰している」と自覚していたはずなのに、「騙された」と主張するのは、自分には全く主体的に判断する能力、責任能力がない、と言うようなものだ。挙げ句の果てに、MCという疑似科学に助けを求め、「あの時の私は…」と言うのは恥知らずだ。

【2026年3月14日】
https://twitter.com/nakamas2/status/2032556878509781036
教団の主だった人たちが闘いを放棄していないので、私もここまで関わってしまった以上、最後まで出来る限りのことをするが、勝てる未来は思い浮かんでこない。教団の歴史が終わる時は、私の学者としての人生も終わる時だろう--予定より少し早くなるだけだが。ここで逃げたら、どっちみち終わりだ。
教団をやめた時は、60くらいまで学者をやれたら、それなりにいい人生だろうな、くらいに思っていた。既に63で、定年後も少しの間は仕事が出来るだろう。それ以上を望むべきではない気がする。ここで日和って関係なかったような顔をしても、サヨクに誹謗され続けるだろう。最後まで付き合うしかない。

私は学生時代、仲正教授とは同じ釜の飯を食べた関係ですが、当時の大学の中は、日本共産党の学生組織である民生が自治会を牛耳り、左翼学生が跋扈して、統一協会=勝共連合といって私たちに暴行を振るうという、ひどい状況でした。その時に左翼と戦った経験は、宗教的経験とともに、強い影響を私に与えました。おそらく仲正教授にしても、不条理や暴力と戦ったご経験が、「最後まで付き合うしかない」という思いに駆り立てるのかもしれないと、勝手に想像しております。

何が正しいかは、これはわかりません。家庭連合の教義にしたって、私は正しいと思っていますが、他の方からすれば、間違っているというでしょう。それはそれでよいと思います。大切なのは、不条理なものを見たら戦うということであって、そういうことからすれば、教会を奪われた私たちは、当事者として、仲正教授がおっしゃるように、闘いを放棄するわけにはいきません。

動画はこちら
https://youtu.be/i3Y50EUE8NY