家庭連合解散 宗教迫害が始まった

昨日3月4日に、東京高裁が家庭連合の解散の決定を致しました。抗告審を棄却したということですので、東京地裁の解散の決定を支持したということです。
決定書の本文はまだ手元にないんですが、その要旨を、朝日新聞が公表しているので、見てみたいと思います。
https://www.asahi.com/articles/ASV3414Q4V34UQIP01DM.html

【決定要旨の全文】旧統一教会の解散命令、東京高裁「やむを得ない」、というタイトルです。

書いてあることは、東京地裁が書いてある通りですが、旧統一教会の献金収入や海外送金の状況などが書いてありますが、書いてあるのは献金のことばっかりなんですね。旧統一教会の信者による不法行為とか書いてありますが、結局お金のことばっかりです。

信者は、旧藤一教会によって定められた数値目標を達成するため、などと書いてありますね。旧統一教会は、先祖の因縁などと告知して、対象者の不安を煽るとか、対象者やその親族の生活の維持に支障が生じることになるようなことが書いてあります。

コンプライアンス宣言後も、変わらないみたいなことが書いてあります。不法行為を行わないように指導したといっても、全然徹底していない、コンプライアンス宣言後も、先祖は地獄で苦しんでいる、みたいなことをコンプライアンス宣言後もまあやっているとか書いてあるんですね。

それから、コンプライアンス宣言後、責任役員等による献金の予算額の決定を通じて、献金収入の数値目標を定めていた、と書いてありますね。2022年度は、奇しくもこれは安倍元首相の暗殺事件の年ですけども、コンプライアンス宣言前を超える560億円となっていると言っています。それが、コンプライアンス宣言も措置を取らなかったという根拠になっています。

要するに、コンプライアンス宣言後も献金の額が多かったから、無理な目標を設定したからだろうと、そう推測しているわけです。そして、献金収入の数値目標を達成するために、不法行為に該当する信者の関与を継続して行ったものと認めるのが「相当である」と書いたんです。

コンプライアンス宣言後も、献金の数値目標を定めたというのは、あるかもしれないと思います。けれども、それを定めたことが、不法な献金を継続していたと認めるのが相当だというのはおかしいですね。証拠があるんじゃなくて、「認めるのが相当である」と言っているのです。

献金の目標額を決めたからと言って、信者が自主的な意思で献金したことを否定する理由にはなりません。みんなでこういう額を達成しようよと言うような目標額を作ることが、どうして不法行為なんでしょうか。みんなでこれだけ頑張りましょうなんて、どんな組織にもあります。売上目標達成しようとか、会社でもよくあることです。予算を作らない会社なんて、ありません。

ところが、予算を決めると不法行為に繋がるみたいな、それはありえないと思います。ところが、信者が不法行為をする原因は、予算を決めた旧藤一教会にあると書いてあります。

「解散命令の可否」というところに、こういうことが書いてあります。
①信者らが民法の不法行為に該当する献金等の勧誘を行ったこと、②信者らが不法行為を行ったのは、旧統一教会が、信者らに対し、社会通念上相当な範囲を逸脱しない方法・態様による勧誘では達成できないような数値目標を定めて献金等の勧誘を行うよう求め続けたことによるものであること、③不法行為に該当する献金等の勧誘を未必的に容認してまで旧統一教会の献金収入や文鮮明等の活動資金を獲得するなどの目的の実現を図ることは不当である

多くのその献金が上がっているのは目標をたてたからで、目標を立てたとから不法行為をしたと、勝手に決めたわけですね。しかし、例えば2022年の献金で、私もこれを見て思い出しましたけれども、この時は、自分も献金をいたしました。退職金もありましたので、自分のできる範囲ということで、何100万円の額でやりました。その時は、あの韓国の聖地に、神様の王宮を、立派なものを作ろうと、そういう目標を立てていたと思います。

だから私も献金したのですが、別に献金したのは、誰かに言われたとかではなくて、そういう目標があるのだったら、自分のできる範囲でやりたいやりたいと思って、自分の意思で献金したのです。誰かにさせられたとか、教会に言われてやったんじゃないんです。本当に、神様が住む館、素晴らしいものを作りたいと、なんとか自分のできることをやろうよ思って、献金したわけです。

数値目標があったというか、献金の額の目標は確かにあったと思いますけれども、ではそれが何か不法行為を誘発するものだというのは、到底ありえないわけです。ここに書いてある決定の文書は、何かというと信者の自らの自発的な献金そのものを、踏みにじっているのです。献金したことを、金額を達成したことを、大きな金額だったということ、そのものが、信者の自発的な献金を、踏みにじるかのような、とんでもない決定なんですね。文章そのものが、宗教迫害であります。私たちの宗教行為を、封印するようなものであると、「馬鹿にするな」と言いたくなるような内容です。

これが、旧藤一教会について、「法令に違反して、公共の福祉を著しく害すると明らかに認められる」などというのは、まったく私には理解できないですね、怒りを感じるわけです。

信者の自発的な行為を、まったく認めないようなことは、全くあり得ないと思います。信者による不法行為防止するための実効性のある対策を、自発的にとる事は期待し難くというのですが、信者が自発的に献金することを防止するというのなら、宗教活動自体ができないということです。献金することが、不法行為になってしまうというのは、全くわからない理屈です。

だいたい、どんな企業に対してでも、何か問題があれば、行政指導とかするわけですね。会社はこれに対して是正措置を出すわけです。そして、一定の期間を見て、それが改善されなかったら、これは仕方なくなるんですけども、今回は、一発解散です。免許で言えば、免許一発取り消しみたいなものです。事前の、是正措置とかそういうものは一切なしで、いきなりですよ。しかもそれは30年前の事件に対してです。会社に問題があるんだったら、是正して、一定の期間、観察期間を設けますよ。いきなり死刑、みたいなことは、法律上ありえないと思います。

そして、ここが一番私が頭にきたところです。
「宗教団体としての旧統一教会及びその信者ら並びに法人としての旧統一教会の職員らの憲法上の権利(信教の自由等)を含む法的地位や権利関係に及ぼす影響を考慮してもなお、旧統一教会の解散を命ずることが必要でやむを得ないといわざるを得ない」

考慮してもなおって、全然考慮してないですよね。私たち信者が、教会がなくなったらどれだけ困るのか、どれだけ精神的な打撃を受けるのか、何も考慮していません。

今日、二世の会の記者会見をやってましたけども、そこで職員の方が、自分がこうやって職員でなくなった時に、先月子供が産まれましたし、妻も職員ですが、そんな中で実際生活できるかどうか、全く見通しが立たないと、そういう不安で、今苛まれているというのです。これは一人二人の話じゃありません。1200人くらいの職員のうち、今回辞職したのが400人ぐらいいますが、それを除いても、やはり800人くらいは、自分たちの生活も、脅かされるようなことになるのです。

そういう影響を考慮したんでしょうか。考慮したという形跡が、この決定書にはどこにも出てきません。そして、私たち信者が、信仰する場所も失われる、信者だと名乗ることも憚られるような、精神的な影響も非常に大きいわけです。そういう影響について、どうやって考慮したんでしょうか。どこを考慮したんでしょうか。考慮したんだったら、考慮した内容を、この決定書に書くべきですね。しかし、どこにも書いていません。

これは、東京地裁の決定書も同様で、影響を考慮してもなおって書いてありますけれども、そこに書いてあったのは、解散によって失う利益は、反射的利益にすぎないと、こんなことが書いてあって、要するに法人として得る利益は、行政が与えた利益そのものだから、それを行政が奪っても問題ないみたいな、そういうことが書いてありました。

しかし、東京高裁の決定には、憲法上の信教の権利ということは書いてありませんでした。影響についての調査などしておらず、少なくとも私は、誰かが、信教の自由を失ったときに、どういう問題がありますかと、ヒアリングして話を聞かれたと、聞いたことがありません。文部科学省は聞く耳を持たなかったと、裁判所にいろんな陳述書を出したとしても、それは反映していません。反映してるんだったら、きちんと決定書に書くべきですね。入ってないだから、信者が受ける影響を考慮したということは、これも嘘です。虚偽の決定だと、私は思っています。

実際、昨日決定が出て、清算人を選任して、そうすると清算法人に移行するわけですが、早速私の地元の教会にも清算人がやって来たそうですよ。それで、教会は立ち入り禁止となってしまい、教会に行くことができません。徹夜祈祷も、毎日やってたわけですけども、もう行われません。教会に行って、祈祷室がありますから、そこで祈ろうと思っても、行くことができません。毎週、日曜日になると礼拝するわけですけども、それもできません。礼拝が行われないわけです。

これが、信教の自由を抑圧していないと、どうして言えるんでしょうか。誰かが、宗教法人がなくなっても、税法上の優遇がなくなるだけで、信仰生活はできますよなんて言っていましたが、教会に立ち入り禁止ですからね、入っちゃいけないわけですよ。そこに行ってお祈りすることもできない、信者の皆さんと会うこともできない、礼拝にも行けないのです。これが、信教の自由に配慮していると言えるんでしょうか。

今日、福本弁護士も言ってましたし、教会の11時ごろのホームページでも出ていましたが、特別抗告をするということですね。これは、昨日私がこの動画でも言ったことでありますが、特別抗告すると、来週の月曜日頃には多分出るんだと思うんですけども、そこで執行停止の申し立てをするんだと思いますけども、それが通れば、清算が止まるんでしょうけども、そうでなければ、どんどん進んでいくということですね。

本当に、とんでもない宗教の自由の侵害が、今、現在進行形で行われているということでありますから、信者としては、我慢できないことです。

信者の方々には、許して愛するみたいな、恩讐を愛するとか、そんなことを言ってる方もいますけれども、これは恩讐を愛するとか、そういう話じゃないんですね。この日本の中で、宗教行政を正さなければならない、私たちだけの問題じゃなくて、今後日本において宗教迫害がどんどん進んでいくと、こういうことです。家庭連合さえやっつけちゃえば、他の小さい宗教法人は、片っ端からやられてしまいますよね。今まで、文部科学省も遠慮していた部分ではありますけれども、これをやっちゃえば、どんなこともできると、民事訴訟があれば、それを不法行為と言えるわけですから、それを理由にして、ちょっとしたことでもバンバン潰すことができます。こういう、恐ろしい時代が起きてしまったのかと思うと、身の毛がよだつ、私たちが許す許さないじゃなくて、日本が危機に立ってるということであります。ですから、これに関しては、戦い続けたいと私は思っている次第であります。

動画はこちら
https://youtu.be/FAMxZCOC7WE