渋谷街頭演説 家庭連合解散は民主主義を100年逆行させる
今日皆様にお伝えしたいのは、現在家庭連合は解散命令の抗告審を争っていて、来週3月4日に東京高裁の裁判の結果が出るということになっておりますが、万が一この解散命令が決定、解散と言うことになれば、これは日本の民主主義の時計を百年巻き戻すようなことになると言うことでございます。
家庭連合に、東京地裁が解散命令の決定を出したのは、昨年2025年でございましたが、そのちょうど百年前、1925年に制定された法律というのが、治安維持法です。治安維持法というのは、国家が危険と見なした団体に対して、そのような団体を組織すること、その団体に加入することを以て、取り締まることができるという、とんでもない、基本的人権を阻害する、そのような法律でございます。
この法律の条文をご紹介しますと、こう書いてあります。
「国体を変革し、または私有財産を否定することを目的として、結社を組織し、またはその目的を知って加入した者」、となっています。元々は、当時はびこっていた共産党を取り締まるためのものではありましたが、それがどんどん解釈が拡大し、宗教弾圧のために、宗教を取り締まるために使われてまいりました。
1935年、治安維持法違反の疑いで大本教が大弾圧を受けました。大本教の本殿がダイナマイトで爆破され、第二教祖である出口王仁三郎氏も投獄されました。16人が獄中死したと伝えられております。そして、PL教団もそうです、治安維持法理由として取り締まられます。そして、現在政党を持っている、公明党の母体である創価学会も、初代の会長牧口常三郎氏も治安維持法で投獄され、獄中死しているのであります。
このような、とんでもない宗教を取り締まる根拠となった治安維持法、これが制定されたちょうど百年後である昨年2025年に、家庭連合に対する解散命令の決定が出たと言うことであります。まさに、日本が大切に築き上げてきた、基本的人権の尊重、信教の自由、このような大切な精神文化の価値観を、踏み潰すような、歴史を巻き戻すような、恐ろしいことです。
私は、このような、日本が民主主義に対して、昔に戻ってしまうような、歴史に逆行するような、そして世界が民主主義や信教の自由を大切にしてるのに、日本だけが歴史に逆行しようとしていることを、黙っているわけにはいきません。
治安維持法のもとに、大本教が弾圧されたとき、東京地裁は有罪として判決が出ました。しかし、治安維持法の適用を否定した高潔な裁判官がいます。それは、当時の東京高裁の高野綱雄裁判長でありまして、彼は判決の中でこう言いました。
「大本は、宇宙観、神観、人生観など、理路整然たる教義をもつ宗教である。」
今、東京高裁の裁判結果が、来週でようというその時ですが、まさにこのような高潔な、世の中の風潮に流されない、自由精神的を守らなければならないと、このような判断をする高潔な裁判が行われることを、願ってやみません。
今、日本は、まさに運命の岐路に立たされていると言えます。百年前に戻って、国家に都合の悪い思想を持つ宗教団体を取り締まるのか、そしてそこに所属する者たちを投獄して、場合によっては獄死させてしまう、そのような、前近代的な国に戻ってしまうのか、それとも私たちが多くの犠牲を払いながら築きあげてきた、この大切な民主主義、価値観を守るのか、それは、まさに、来週の裁判の結果にかかっていると言っても過言ではありません。
私たちは、どんな事があっても、このことを訴え続けます。創価学会の方々は、残念ながら、私たちのこの状況を、見て見ぬふりをしています。かつては、自分たちの教祖が、投獄されて獄死したというのに。多くの方々も、そうだと思います。決定が出るか出ないか、そんなことは関係ない、そう思っていらっしゃる方が、ほとんどではないでしょうか。
しかし、これは家庭連合だけの問題に、とどまらないんです。日本の精神の自由、信教の自由が守れるかどうか、そして宗教法人法81条によって、解散の審議が行われているわけですが、宗教法人法が戦前の治安維持法ようなものに成り果ててしまうのか、まさにこの価値を問われているのが、今の瞬間であると、私は申し上げたいと思います。
ぜひとも、皆さん、今のこの深刻な日本の精神文化の危機にあるこの時において、物事を正しく見極め、そして判断して頂きたいと思うものでございます。
ありがとうございました。
動画はこちら
https://youtu.be/QCN7IknxQuk

