天国とはどのようなところか よだきんぼさんのコメントに寄せて
先日、「人が神様を感じる瞬間」(12月4日)という動画を配信したところ、よだきんぼさんから、天国に関するコメントを頂きました。
https://studio.youtube.com/video/vhZjTMOd3Wg/comments
天国について、聖書に基づいてキリスト教(福音派)の解釈を説明して下さり、非常に参考になりました。
冒頭に、旧統一教会(家庭連合)の天国観は、「旧統一教会では家庭完成しないとと天国には入れない、パラダイス止まりだと聞いています」と書いておられますが、ここの部分は少し違うように思いますので、これは後で簡単にご紹介します。
私が印象深かったのは、3点あります。
- イエスの復活、昇天までは、パラダイスは、死後の世界として地の下にあった
これは、ペテロの手紙Ⅱ3:19に、「こうしてキリストは、捕らわれの霊たちのところへ行って宣教されました」と書いてあるからで、即ちそれは墓場だということです。私は、パラダイスというのは、最初から天にあったと思っていましたから、正直びっくりしました。
2. パウロは「第三の天」にまで引き上げられた
これは、コリントの手紙Ⅱ12:2に書いてあることで、「私はキリストにある一人の人を知っています。その人は十四年前、第三の天まで引き上げられたのです」という部分ですが、これは実はパウロ自身のことだったという意味ですね。パウロは、「パラダイス」に行ったことがあって、おそらくそこでイエス様に出会い、世界宣教を行った、ということだと思います。
3. 第三の天にある『パラダイス』は、永遠の天の都『新しいエルサレム』への待合室
待合室ということは、「パラダイス」は「天国」即ち「新しいエルサレム』が実現するまでの、一過性の場所だというわけですね。
黙示録2章7節に、「耳のある者は御霊が諸教会に言われることを聞きなさい。勝利を得る者に、わたしは神のパラダイスにあるいのちの木の実を食べさせよう」と書いてあるからだということです。
ただ、「新しいエルサレム」については、同じ黙示録21-2に、「また私は、聖なる都、新しいエルサレムが、夫のために装った花嫁のように支度を整え、神のもとを出て、天から降って来るのを見た」と書いてあるので、天国が地上に降りてくるようにも読めます。この点、どうなのでしょう。
ちなみに、家庭連合では天国についてどのように説明しているかと言うと、天聖経第七篇「地上生活と霊界」第四節「天国とは」に、書いてあります。
第2項には、「天国は、神様の愛の世界です。愛の空気を吸う世界です。そこには生命がぎっしり詰まっています」と書いてあって、天上でも地上でも、神様の愛に満ち溢れていれば天国だ、と説明しています。
また第17項に、「神様の創造原理によれば、天国は、まずこの地上世界で完成されなければなりません。本来人間は、肉親をもって地上で天国生活をした後に、自然に肉親を脱げば霊界の天国に場所を移して永世するように創造されました」と書いてあります。明確に、天国は霊界だけではなく、地上界にも作られるものだ、と言っています。
実際に天国はどういう世界なのか、これは実際に霊界に行ってみなければわかりません。従って、どの説明が正しいかと議論するのが目的ではありませんが、一方で、どのような死生観を持つかは宗教においても重要なテーマです。人間誰しも死にますし、それは恐ろしいことですから、死後の世界について説明を与えるのは、宗教の役割の一つであるからです。 いろいろ学ぶことは、大切なことかと思います。
動画はこちら
https://youtu.be/L8rFymZmMOY


