家庭連合が目指す世界平和 宗教が大きな使命を持っている

文鮮明総裁は、数多くの団体を設立しましたが、その多くに、「世界平和」という言葉を掲げています。曰く、世界平和統一家庭連合、世界平和教授アカデミー、世界平和宗教人連合、世界平和女性連合、世界平和青年連合、世界平和言論人協会、世界平和連合などです。世界平和連合は、現在は天宙平和連合ですが、天宙とは霊界を含めた世界のことですから、世界平和連合の発展形と考えられます。

ここで、文鮮明総裁は、この世界平和の実現のために、宗教が大きな役割を果たしていると言っています。
「宗教は、世界的なものです。人類の基盤の上に平和の土台をつくって、人類が共に暮らそうというのです。ですから、宗教は世界平和を指向します。世界平和は、人間だけを中心とした平和ではありません。神様が喜ぶことができなければなりません。神様が望む平和の基準と人間が望む平和の基準が、一致する立場でなければなりません。」
「神様の目的は世界平和です。それは、仏教の釈迦牟尼に尋ねても、キリスト教のイエス様に尋ねても、イスラームのムハンマドに尋ねても、すべて同じなのです。宗教の目的は平和です。一つの世界です。理想的世界なのです。」(天聖経第10編平和思想第3章世界平和の実現法案第1節宗教による世界平和1,5)

家庭連合は、宗教がなくなるのが理想だと言っていると言う人がいますが、それは間違いです。宗教間で、いろいろな紛争がこれまであったことは、事実です。しかしそれは、純粋な宗教的対立というより、その背景に政治的な対立があるから、紛争になるのです。

むしろ、宗教がもともと持っている、世界平和を指向する役割を果たすべきだと、文鮮明総裁は言っているわけです。そのためには、他の宗教を否定するのではなく、お互いに理解し尊重することが大切だと思っています。それは、私たち個人が、お互いに理解し尊重することと同じ話だと思います。決して相手を否定し、取り込んでしまおうなどと考えるべきではなく、おなじ目標を目指すべきだと思います。

これと反対の思想が、共産主義です。共産主義は宗教を否定し、人間的な力だけで世界平和が実現できると言っています。しかしそれは、ソ連の崩壊を見るまでもなく、限界があることが分かりました。

文鮮明師は、このように言っています。
「民主世界と共産世界は、反対になっています。民主世界は天を求め、共産世界は反対に向かっています。共産世界は物質世界を求めていきますが、民主世界はその反対の道に向かっています。民主世界は個人を中心にしていますが、共産世界は党が主管しているのです。民主世界は自由と愛と平和を中心としていますが、共産世界は脅しと統制と銃剣を中心として強制的に主管しています。」
「共産主義が追求するものとは何でしょうか。闘争の結果によってもたらされる平和の世界です。その平和の世界は、今日、民主世界でいう平和とは違います。平和に背くあらゆるものは粛清するのです。共産主義思想に背くあらゆるものは粛清します。反動分子だというのです。ですから、反動分子を全て切ってしまい、反動分子がいないようにした、その世界の平和を言うのです」(天聖経第10編平和思想第3章世界平和の実現法案第2節共産主義の問題点と終えん2,9)

要するに、家庭連合が「世界平和」と言っているのは、形の上では共産主義な平和主義と似ているかもしれませんが、似て非なるものであり、その本質において全く異なるものです。左翼のいわゆるグローバリズムは、人間中心のものです。しかし、完全な人間などいませんから、その平和は結局内部分裂してしまいます。そうではなく、神の視点から世界平和を目指す、そのために、それぞれの宗教の役割は非常に大切だ、と文鮮明総裁は言っているわけです。

日本においては、神道が日本の伝統文化を継承してきました。神道で表現する神と、家庭連合が表現する神は、違うかもしれません。しかし、神道は、日本人が精神の拠り所としていて、正月には初詣に行くし、大切な節目ではお祓いをしてもらったりします。私はこれは大切なことだと思っています。これは、家庭連合が目指す世界平和と、なんら矛盾することがないどころか、人間の心をより大きな存在である神に向かわせて、民族が共に栄えるという理想は、まさに私たちが大切にすべき理念だと思います。常に高い視線をもって、世界平和を目指すことが大切だと思います。

動画はこちら
https://youtu.be/SOZz5ybsQ9M