信教の自由と人権を守るシンポジウム 千葉県大会

本日、信教の自由と人権を守るシンポジウム 千葉県大会が、開催されました。会場には300人近い方々が来られました。また、有志で運営を手伝って下さった方々は30名を超えます。他宗教団体からのご参加もありました。ご参加頂いた全ての方々に感謝申し上げます。

シンポジウムは、全国拉致監禁強制改宗被害者の会の後藤徹代表と浜田聡参議院議員とがご挨拶、中川晴久牧師と中山達樹弁護士が基調講演、当会理事の川原義昭が全国の信教の自由街頭演説をご報告しました。

冒頭で私が当会の代表として、自ら声を上げ、国家による信教の自由への侵害に対して断固として戦う決意を表明しました。

後藤徹代表からは、解散命令請求は死刑宣告と同様であり、単に税優遇がなくなるのではなく、財産が全て国家により没収され、それが拉致監禁による強制改宗に係わる勢力が推進していることの説明がありました。

浜田聡議員からは、家庭連合信者への拉致監禁による強制改宗と解散命令請求の不透明性については、最近までご自身もよく知らず、国民はもっと知らないであろうから、今後も質問主意書などで明らかにしていくとのご説明がありました。

中川晴久牧師からは、家庭連合側の意見がマスコミも政府も取り上げないのは、かつてオウム真理教を擁護した有識者やメディアが、地下鉄サリン事件により一気にバッシングされたというトラウマがあり、宗教団体はカルトとして片付けておいた方が安全だという認識が根底にあるからではないか、との指摘がありました。

中山弁護士からは、全国霊感弁連といっても実質20人であり、プロパガンダ・社会運動を行って家庭連合を解散命令請求に持ち込んだが、自ら行っている被害者の集団交渉は、約半分が除斥期間を経過して実質がなく、解散命令の要件はないことを、具体的な数字を使って説明しました。

川原理事からは、全国の有志が信教の自由と人権を守る街頭演説を繰り広げており、本年2月11日の建国記念の日には100か所以上で声を上げたことを、スライドで丁寧に報告しました。献金について金集めの手段と言われるのが最も腹立たしく、祈りながら神に捧げたものをあたかも卑しいものであるかのように蔑むのは、信教への冒涜だと訴えました。

その後、パネルディスカッションを行い、各登壇者に対して様々な質問が投げかけられ、基調講演の内容を深堀りすることができました。
一つ一つのご発言が、心を打つものであり、会場からは共感する声が寄せられました。
会の終了後は、登壇者も残って下さり、希望者との交流会の時間がありました。

シンポジウムが終了し、自宅に帰る途中に、大きな虹がかかりました。まるで、神様が共にあると、私たちに約束して下さったかのようです。
「わたしは雲の中に、にじを置く。これがわたしと地との間の契約のしるしである」(創世記第9章13節)
このような信徒の群れを、反対勢力と言えども解散させることはできないと、私は確信を持ちました。
中山弁護士が語るように、説得力はリスクを取る覚悟から生まれます。自信をもって、前に進んでいきたいと思います。