TBSの放送法第4条違反に関する質問書
浜田聡参議院議員は、TBSが2022年8月27日の「報道特集」において、12年5か月も後藤徹氏を監禁した張本人である実姉を、家庭連合の被害者として登場させたことについて、一方の主張のみを取り上げる報道姿勢が放送法第4条に反しないか、政府の見解を問う質問主意書を、3月5日付で提出しました。
これは、後藤徹氏が、TBSに宛てた抗議文を全面的に引用して、質問したものです。
【質問主意書】
https://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/syuisyo/213/syup/s213062.pdf
これに対する3月15日付の政府の答弁書は、「知らない」「答える立場にない」というものでした。
例によって、都合の悪いことは知らんぷりです。
【答弁書】
https://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/syuisyo/213/toup/t213062.pdf
質問主意書で引用した後藤徹氏の抗議文には、立憲民主党が行った国会ヒアリングに、後藤徹氏への拉致監禁を家族に教唆した脱会屋の宮村峻氏についても、書かれています。
野党であっても、国家の調査に、拉致監禁という犯罪行為に加担した人物を登場させたのですから、政府が知らないと言って逃げるというのは、どういうことでしょう。
信教の自由に対して、ここまで無責任な政府では、日本の宗教界の未来は非常に危ういものであると言わざるを得ません。