ピンチはチャンス

家庭連合は、解散命令請求が現実化しようとしており、現在最大のピンチを迎えようとしています。
しかし、ピンチはチャンスと言います。私は、家庭連合は、実は最大のチャンスを迎えているのではないかと思います。
では、何がチャンスなのでしょうか。私は次のように考えます。

①家庭連合の知名度が高まった
昨年までは、家庭連合のことを知らない人も少なくなかったと思います。統一教会といっても、過去マスコミを賑わした団体だと、覚えている人が少しいるくらいでしょう。
しかし今では、日本で家庭連合のことを知らない人はいないでしょう。マスコミや行政は、「旧統一教会」と言い続けていますが、テレビのニュースで掲げるのは、「天の父母様聖会 世界平和統一家庭連合」の看板です。日本最大の宗教団体である創価学会より、露出が多いと思います。

②拉致監禁問題が明るみになった
旧統一教会の問題が注目するに従い、マスコミは必死に隠していますが、反対派による拉致監禁問題が、明るみになりました。信者の中ですら、あまり知らない人もいたと思います。私も今回改めて、いろいろな資料を読み返し、ブログでも発信する中で、恐ろしい人権侵害の実態を再認識した次第です。この問題が、SNSなどで広がったことは、とても意義深いことだと思います。

③コンプライアンスが再徹底された
コンプライアンスは、継続的に改善されるべきものです。2009年以降コンプライアンスは徹底されてきましたが、今回の教団に対する非難を契機として、コンプライアンスの重要性が再認識され、改めて徹底されるようになったと思います。前職でも、「コンプライアンスなくしてビジネスなし」と言われていました。これは、組織文化が変わる大きな力になったと思います。

④義人が現れた
家庭連合に対するバッシングがおきて、多くの人が家庭連合と距離を置こうとしていますが、逆に家庭連合に対して関心を持ち、報道されている内容と実態との乖離から、真実を伝えなければならないと立ち上がる人が現れました。別に家庭連合を擁護しようというのではなく、教義にも関心はないけれども、正義は守らなければならない、という方々です。徳永弁護士、中山弁護士、福田ますみ氏の他にも、SNS上で実名・匿名に係わらず、義に立つ方々が現れました。こういう勇気のある方々には、本当に頭が下がります。

⑤二世が立ち上がった
信者の人権を守る二世の会を始めとして、霊感商法など全くかかわっていない(当時生まれてもいない)二世の皆さんが、立ち上がっています。現役二世、元二世など、立場はいろいろですが、私のような親世代から見れば、全員大切な子ども世代です。私を含めて古い一世は引退して、二世の皆さんが家庭連合を引っ張っていく時代が来ています。今の迫害は、家庭連合が生まれ変わるための、産みの苦しみだと思います。

⑥国際世論が後押ししている
今後のことですが、家庭連合が解散命令を受けて解散されたら、何が起こるでしょうか。おそらく、世界中から日本の信教の自由の侵害に対して、非難が巻き起こるでしょう。その時には、現在の家庭連合は存在していないかもしれませんが、日本人は賢いから、世界からの指摘に目が覚めて、信教の自由について、考え直すに違いありません。それこそが、宗教が見直され、信教の自由について、国民が考え直すきっかけになると思います。

日本が、本来の民主主義に立ち返り再生するためなら、公職者からは怒られるかもしれませんが、私はそのために例え家庭連合が犠牲になってもよいと思います。そして、二世を中心とした新たな家庭連合が、コンプライアンスを遵守し、思いっきり信教の自由を満喫したらよいのです。そうすれば、日本と世界が見守り、応援する宗教団体となります。

そのためには、不当な解散をさせられる家庭連合が、反対の声を上げ続けることが必要です。家庭連合が愛国者を生み出し、日本のために活動してきたことを証し、それに対して国家とマスメディアが宗教迫害をして宗教団体を潰すという暴挙に出たことを、記録に残す必要があるためです。
これは、二度と同じことが起きないようにするためです。私たちは「今」、声を上げなければなりません。

ピンチはチャンス。今の状況は、新しい家庭連合がこれから大発展するための、準備期間なのではないかと思います。