緊急特別シンポジウム 鈴木エイト氏「宗教ヘイト」発言を糾す

ジャーナリストの鈴木エイト氏は7月30日、都内で開催された「信者の人権を守る二世の会」シンポジウムにおいて、パネリストの福田ますみさんから、家庭連合信者の後藤徹氏が監禁された12年5カ月の期間を「引きこもり」と形容したことについてコメントを求められ、「どうでもいい」と発言しました。
この発言に関し、「全国拉致監禁・強制改宗被害者の会」主催、「世界平和統一家庭連合」後援にて、シンポジウムが開催されました。

主な登壇者は、下記の通りです。
全国 拉致監禁・強制改宗被害者の会 代表 後藤徹氏
国際弁護士 中山達樹氏
ノンフィクション作家 福田ますみ氏
「全国 拉致監禁・強制改宗被害者の会」広報担当 鴨野守氏
「全国 拉致監禁・強制改宗被害者の会」法務担当 近藤徳茂氏
拉致監禁被害女性

後援の家庭連合のHPでも告知されました。

冒頭の挨拶で後藤代表は、「鈴木エイト氏ヘイト」は絶対しないようにしましょう、と呼びかけました。鈴木エイト氏の発言をきっかけにして、公正な報道も正しい警察の対応もされていない拉致監禁について、社会に対して問題提起する場にしたい、という趣旨です。自らの苦難を越えて、より高い目線で情報発信をする後藤氏の姿勢に、感銘を受けました。
鴨野氏からは、拉致監禁被害者の事例のご紹介があり、PTSD(心的外傷後ストレス障害)、自殺、拉致監禁活動家によるレイプ被害など、目を覆うような被害の実態が明らかにされました。
後藤氏からは、ご自身の12年半にわたる拉致監禁のご体験の報告がありました。
福田氏からは今回の鈴木エイト氏の「どうでもいい」発言に至った経緯の説明がありました。
拉致監禁被害女性からは、20名ほどの拉致監禁活動家による家庭連合教会襲撃とその後の1年半にわたる監禁被害の報告がありました。
近藤氏からは、拉致監禁の背後の勢力についての説明がありました。
中山氏からは、「家庭連合はなぜ攻撃されるのか」というテーマでの説明がありました。

今回、後援という形ではありますが、家庭連合として拉致監禁問題について、きちんと発信できたことはよかったと思います。残念ながら、今回のシンポジウムも大手メディアでは一切報道されていませんが、現代はSNSという情報発信ツールがあります。きちんと情報発信を続けることが大切だと思っています。