イスラム教

イスラム教というと、2001年のアメリカでの同時多発テロのイメージがあって、イスラム原理主義者のテロリストを連想する人が多いのではないでしょうか。
しかし、実際のイスラム教徒はとても温厚で、敬虔な宗教者です。

私はかつて一般企業(家庭連合とは関係ありません、念のため)で仕事をしていた時、マレーシアに出向していたことがあります。マレーシアはイスラム教を国教としていて、人口の6割はマレー人であり、イスラム教徒です。日本人の出向者には、会社の規定で運転手がつくのですが、私の担当の運転手はマレー人で、敬虔なイスラム教徒でした。

彼は、私の家族に対してとても優しく接してくれて、子供達もとても懐いていました。仕事で夜遅くなることもありましたが、決して嫌な顔一つしません。私だけではなく、誰に対してもそうなのです。
毎週金曜日午後は、お祈りの時間があり、彼は必ず礼拝堂(モスク)に行って祈っていました。また、年に1回1月ほど、ラマダンという断食の期間があるのですが、彼はそれを忠実に守っていました。
人格的で、決して怒らず、本当に信頼できる人でした。頭には丸い小さな白帽子を被っていました。これはイスラム教徒の中でも位が高い人しかできないものだと、彼の上司のマレー人が言っていました。会社では私が上司だけど、イスラム教会では彼は私よりはるかに位が上ですよ、とその上司は言っていました。でも彼は偉そうな態度は一切なく、誠実に仕事をするのです。本当に、人間として尊敬できる人でした。

アメリカでは、同時多発テロ以降、イスラム教徒を排斥する動きもありましたが、私は実際に接してみて、イスラム教徒は人格的な立派な人格者が多いという印象があります。もちろん、東南アジアという温暖な気候がそうさせるのかもしれません。他のアラブ諸国に行って確かめた訳でもありません。しかし、私はイスラム教に好意を持っていますし、素晴らしい宗教だと思います。