民主主義の原則

現在、注目を浴びているChat GPTに、「民主主義の原則について、説明してください。」という質問をしてみました。
すると、下記のような回答が返ってきました。適切に整理されていて、わかりやすく、驚きました。

「民主主義の原則は、政治的な概念であり、政治体制や社会の組織において重要な役割を果たしています。以下に、民主主義の主要な原則について説明します。

  1. 平等な参加: 民主主義では、すべての市民が政治プロセスに平等に参加する権利を持つとされます。人々は選挙を通じて代表者を選び、自由に表現を行い、政府に対して意見を述べることができます。
  2. 多数決と少数者の権利: 民主主義では、意思決定は多数決によって行われますが、同時に少数者の権利も保護されます。少数派の意見や権利を尊重することが重要であり、多数派の意見が常に絶対的なものではありません。
  3. 個人の自由と人権: 民主主義では、個人の自由や人権を尊重することが求められます。人々は思想、信条、宗教、言論、表現、集会、プライバシーなどの基本的な自由を享受する権利を持ちます。
  4. 政府の制約と分立: 民主主義では、政府の権力を制約するための仕組みが重要視されます。権力の乱用を防ぐために、憲法や法の支配に基づく法的な制約が存在し、三権分立(立法府、行政府、司法府)が行われます。
  5. 透明性と公開性: 民主主義では、政府の意思決定プロセスや政治的な活動は透明であり、市民が情報にアクセスし、政府の行動に監視することができるようになっています。

これらの原則は、市民の自己決定や自由な意見表明、政府の監視と責任、法の支配と平等な権利の保護などを通じて、民主主義の核心的な理念を形成しています。ただし、民主主義の実践は国や文化によって異なる場合があり、さまざまな形態を取ることがあります。」

特に、「多数決と少数者の権利」は、民主主義において重要な概念であり、米国務省のサイトにも、同様の趣旨のことが書かれています。

「多数決の原理は、政府を組織し、公共の課題に関する決断を下すための手段であり、抑圧への道ではない。ひとりよがりで作った集団が他を抑圧する権利がないのと同様に、民主主義国においてさえも、多数派が、少数派や個人の基本的な権利と自由を取り上げることがあってはならない。」https://americancenterjapan.com/aboutusa/translations/3080/#jplist

家庭連合が現在おかれている状況は、まさにこの「少数派の権利」が脅かされているというものです。政府与党である自民党は、家庭連合との決別宣言をし、713名もいる国会議員の中で、家庭連合の信者の声を国政に届けるという役割を果たしてくれる人は、皆無です。マスコミも、反家庭連合陣営の意見はとりあげますが、家庭連合の信者の声は一切取り上げません。SNSや、小冊子などで、届かない声を発信し続ける他ありません。
https://www.ogasawara-church.jp/blog/20230601/1590

このような状況は、民主主義の原則に反するものです。Chat GPTですら、答えられるようなことなのに、なぜ日本社会は、これを放置し続けるのでしょうか。