私たちの声を聞いてください

昨年の安倍信三元首相の銃撃事件以来、家庭連合に対する非難が激しくなっています。
与党自民党は家庭連合に対して関係断絶宣言をし、713名もいる国会議員で、家庭連合の声をつたえようとする国会議員は皆無です。
大手マスコミは反対派の意見のみ連日報道し、信者の意見は一切伝えません。声を伝えようとするメディアはほんのわずかです。
家庭連合も、ホームページや会見などで見解を述べていますが、所詮は蟷螂の斧です。

そんな中で、家庭連合が、「私たちの声を聞いてください」という小冊子を発行しました。信者が、自分の意見を述べています。私も寄稿しました。(第7声)
非売品なので、一般に購入することはできませんが、最寄りの教会で手に入れることはできます。光言社のサイトに、まとめリンクがありましたので、ご紹介します。
https://www.kogensha.jp/news_app/detail.php?id=19497

第1声は、田中富弘会長のものです。
私たち信者が思っていることを、的確に書いていると思います。
以下引用します。

私たちが尊敬する安倍晋三元首相の銃撃事件を契機に突如としてマスメディアや日本共産党を始めとする野党各党、全国霊感商法対策弁護士連絡会を始めとする左翼勢力などが一斉に私たちの教団を攻撃してきました。

 それはまるで台風と豪雨、さらに津波と地震までが一気に私たちを襲ってきたかのような感覚とでも申し上げましょうか。

 60年余の教団の歴史始まって以来、一度も体験したことのない状況の渦中にあって、私も信徒一人びとりも、こう自問したものです。果たして、これほど厳しい指弾を受けるべき教団なのか、と。日本在住の信徒だけでなく、海外に住む日本人信徒もまた、自らと教団の足跡を幾度となく振り返った、そんな期間でした。

 私たちに至らない点が全くなかったとは言えないでしょう。しかし、たとえそうであっても、これほどの社会的糾弾、断罪を受ける理由はどこにもありません。

 あろうことか、岸田文雄首相(自民党総裁)までもが昨年8月末、自民党と教団との「関係断絶」を明言したため、野党やマスメディアは、さらに嵩(かさ)に懸かって攻撃を強めてきました。

 私たちは洪水のように押し寄せる誹謗(ひぼう)中傷や偏向したメディア報道の中で、特に看過できないいくつかの暴言・虚言には、名誉毀損(きそん)で提訴しました。また、地方在住の信徒が地元議会における「関係断絶」決議の取消訴訟を行っています。これ以上、当法人の信徒への宗教差別や、信教の自由を軽んじる愚行が社会に広がることを阻止するためです。

 そのような中で、私たちの近くで生活されているご家族、親戚や友人、支援者の皆様に、きちんとした教団側の説明ができていませんでした。

 この間、ありもしない「巨大な被害」がでっち上げられ、「反日」「反社会的団体」「カルト宗教」などさまざまな悪意に満ちたレッテル貼りなど、罵詈雑言(ばりぞうごん)を浴びせてきた彼らの主張に対し一つ一つ、薄い冊子の限られた紙幅の中ではありますが、事実を持って反論しました。合わせて私たちの友好団体が進めてきた愛国救国運動の一端も、ここでご紹介させていただきます。

 そして、マスメディアは多くの元信者が訴える「被害」を紹介しながらも、現役の信徒の声を丁寧に拾って紹介しようとする姿勢は皆無とも言えました。この冊子では、現役信徒の切々たる胸のうちを紹介させていただきました。どうか、彼、彼女らの「心の叫び」に、耳を傾けてください。冊子の最後には、徳永信一弁護士へのインタビューも収録してあります。

 岸田首相を始めとする政治家、宗教者、学者、官僚ら有識者の皆様にも是非、目を通していただきたいと切望いたします。

 私たちは新たに「教会改革推進本部」を設置し、不足な点は、正面から向き合い、改善・改革を推し進めてまいりますが、教団をなくそうとする勢力とは断固、闘っていきます。これは、神様の理想である地上天国実現のため、避けては通れない道だと考えます。

 どうか、この冊子を通じて、これまで伝えられることのなかった世界平和統一家庭連合の真実の一端を見ていただき、皆様のご理解の一助になればこれに優る喜びはありません。

 イギリスのウィンストン・チャーチル元首相は、「悲観主義者はすべての好機の中に困難をみつけるが、楽観主義者はすべての困難の中に好機を見いだす」との言葉を残しました。これに倣(なら)えば、「信仰者はすべての困難の中に神の愛を見いだす」と言えましょう。この場合、神の愛とは、神の御意志、神の願いと言って良いかもしれません。

 この度の患難(かんなん)を越えて、当法人がこの日本国家と地域社会にとって必要とされる団体となり、信徒となれるようさらに精進して参ります。皆様の変わらぬ御指導・御鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。