現代哲学の最前線
本屋で何気なく手に取った一冊です。私は実務ばっかりやってきて、読む本も実務書ばかりですが、哲学というのは一体どんなものなのだろう、と思って読みました。
デカルトやカントなど、かろうじて知っている哲学者も出てきますが、聞いたこともないような哲学者がたくさん出てきます。白状すろと、私には、難しすぎてよくわかりませんでした。
しかし、人間の意識とか、意識の外にある世界とか、いろいろな考え方があるらしい、ということ位は感じました。
特に印象に残ったのは、AIは人間の意識にどれだけ近づけるのか、というような話です。人間の意識が脳の作用によるものなら、AIが意識を持つこともできるでしょうが、人間の意識が脳の機能の外にあるなら、AIは人間と同じような意識を持つことはできないでしょう。
いろいろな考え方を学ぶことで、世界が広がるような気がしました。