旧約聖書(31) マラキ書

旧約聖書の、最後の文書です。1300ページ以上あって、読むのにひと月以上かかりました。

預言者マラキは、「その日」について預言しています。その日には、イスラエル王が来る前に、預言者エリヤが来ると言っています。エリヤ書というものはありませんが、イスラエルの民の中では尊敬された預言者です。

だから、イスラエル民族は、エリヤを待ち焦がれるようになります。

新約聖書では、イエスが、洗礼のヨハネのことをエリヤだと言うシーンがあって、洗礼ヨハネはイエスのことを、イスラエルの王だと証言するので、イスラエルの民は、イエスをイスラエルの王として迎えることになります。ここで、新約聖書とつながることになります。旧約聖書全体では、イエス・キリストを迎えるということが、大きなテーマであるということが、できるかもしれません。