旧約聖書(2) 出エジプト記
出エジプト記は、モーセが、エジプトで奴隷生活を送っていたイスラエル民族を、故郷のイスラエルまで導くため、エジプトを出発する物語です。
映画にもなっていて、有名な十戒を与えられたことも、書いてあります。
紅海まで逃げ延びたところで、後ろからくるエジプト軍に追いつかれたが、モーセが杖を上げると、紅海が割れて、イスラエル民族が歩いて渡ることができたとか、劇的なシーンが登場します。
神の言いつけを守らないイスラエル民族に対して、神が怒りのあまり皆殺しにすると言い出したところ、モーセがそれを必死になだめるような場面もあります。
神と人間との関係が、とてもドラマチックで、壮大な叙事詩だと思いました。