「双方の合意」についてNHKに質問
昨日書いたブログの内容を、NHKに対して質問しました。
意見フォームの字数制限により、少し簡略化しました。下記質問内容です。
連続テレビ小説「虎に翼」(6月4日放送)において、主人公が日本国憲法公布後、民法の改正に携わるというシーンで、「婚姻は双方の合意のみによって成立すること」というナレーションが流されました。
しかし、「双方の合意」という文言は民法の中にはありません。(婚姻の手続規程として、第739条に「当事者双方及び成年の証人二人以上が署名した書面」という文言はあります)
これは、憲法第24条第1項「婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し」という文言を修正したものであることは、明らかです。
我が国では同性婚が議論となっています。
同性婚に反対する側の論拠が、この憲法の「両性の合意」であり、私もその一人ですが、貴局の憲法文言の恣意的な修正は、明らかに同性婚推進側の立場に立ったものです。
このような思想的かつ政治的な修正を、一般大衆が見るドラマに盛り込むことは大きな問題ですが、この点について貴局の見解を求めます。
NHKから回答が来たら、このブログにて公開いたします。
また、該当部分の動画をNHKプラスで見ることができるので、リンクを貼っておきます。
https://plus.nhk.jp/watch/st/g1_2024060406716