左翼思想と共産主義

共産主義の脅威について、簡潔に書かれた小冊子です。

かつて世界を席巻した共産主義は、東西冷戦をもたらし、人類の脅威となりました。その後ソ連が崩壊し、中国に資本主義的な仕組みが導入され、目に見える形での共産主義国家は北朝鮮のみとなりました。しかし、共産主義の脅威は衰えておらず、むしろ形を変えて私たちの社会に影響を与えているというのです。

この小冊子では、共産主義の本質とは、「戦闘的無神論」「反神論」とも言うべきもので、神への憎悪が根底にあると言っています。人間の憎悪や闘争をあおり、それに反するものを徹底的に排撃することを正当化するという思想は、負の宗教であるとも言えます。共産主義については、よく知っておくことが大切と思います。