渋谷演説 信教の自由を訴える
本日も渋谷駅前のハチ公前で、信教の自由を訴える街頭演説を行っております。解散命令を受けて清算手続きが始まってから半年以上が経ちましたが、私たちは元気に活動を続けております。
【小笠原裕】
私たち家庭連合(旧統一教会)は、今年3月、東京高裁の決定によって解散させられました。清算手続きが始まり、全国の300近くの教会はすべて閉鎖されております。
過去に高額献金などの問題があったことは事実かもしれません。しかし私たちは、16年前から改善を重ねてまいりました。それにもかかわらず、文部科学省は安倍元首相銃撃事件後のバッシングに乗じて、家庭連合の解散に突き進みました。
その背景には、宗教法人全体への規制強化があると考えております。日本には約18万の宗教法人があり、そのうち約5,000件が不活動法人で、マネーロンダリングの温床になっていると文部科学省は危惧していました。しかし信教の自由は憲法で保障されているため、宗教法人を解散させるハードルは高いものでした。そこで、世間の評判が悪い家庭連合を解散させれば、ほかの宗教団体も解散させやすくなると考えたのだと思います。
解散命令の請求では、捏造の多い陳述書が証拠として出されました。また、拉致監禁による強制改宗の被害者が、家庭連合を訴える立場に立たされました。そうした裁判の積み重ねが、解散の根拠とされたのです。裁判所は、現在は問題がないと分かっていながら、「問題が残っている可能性を否定できない」として解散を認めました。
最大の問題は、民事訴訟上の不法行為も解散要件に含めたことです。これが認められれば、ほとんどの宗教団体を解散させることができてしまいます。文部科学省は宗務課を8人から40人体制に増やしました。さらに、解散命令の2日後には全国の宗教法人と都道府県の宗務課に通知を出し、民事事件でも解散させられるようになったことを周知しました。
オウム真理教の解散後、1年間で約100件の宗教法人が解散させられましたが、その後は年間10件程度にとどまってきました。文部科学省は現在、不活動宗教法人を洗い出す予算を組み、都道府県とともに一斉に整理する準備を進めております。つまり、家庭連合の解散と宗教法人全体への取り締まりはセットであり、家庭連合はスケープゴートにされたのです。
先祖を敬い、大いなるものに手を合わせる謙虚な心は、日本人が本来持っている美しさであり、宗教から生まれたものです。私たちは家庭連合のためではなく、日本の信教の自由を守るために、ここに立ち続けております。皆様にも、ぜひ思いを一つにしていただきたいと思います。
【川原義昭氏】
キング牧師は「最大の悲劇は、悪人の暴力ではなく、善人の沈黙である」と述べました。多くの国民の皆様が、今まさにその沈黙に陥っているのではないでしょうか。
2022年7月8日に安倍元総理が殺害されてから、非難の矛先は犯人ではなく家庭連合に向けられ、4年余りで解散に至りました。宗教法人の解散は、刑事事件を起こしたことが大前提でした。政府も30年間その方針を守ってきましたが、岸田元総理は一夜にして解釈を変え、民法上の不法行為も解散理由になるとしました。その後、東京地裁、東京高裁、最高裁と、止まらない列車のように解散へ突き進んでいきました。
私たちは、拉致監禁による強制改宗という犯罪があり、その被害者が教会を訴えるよう追い込まれたという背景を、何度も訴えました。しかし、その声は無視されました。憲法論議も一切なく、魔女狩りや人民裁判のような状況でした。有識者の中には「日本の司法は機能していない」と指摘する方もいらっしゃいます。
私たちは宗教法人格を失いましたが、宗教団体としては存続しております。神様の理想を実現する使命は変わらず、私たちの信仰を誰も奪うことはできません。今問いたいのは、これで日本が自由と民主主義の国、公平で公正な国と言えるのかということです。この現実を、誇りを持って子や孫の世代に引き渡すことはできません。
国内の司法が機能していないため、私たちは国連やICC(国際刑事裁判所)への訴えを進めております。ICCは個人を訴追できる機関で、東京裁判への反省も踏まえて2002年に設立され、日本は2007年に加盟しました。トランプ大統領がICCを批判した際、高市総理は、日本人の赤根智子さんが所長を務め、日本が最大の拠出国であることから、ICCを守るべきだと述べ、「道義大国・日本」にも言及されました。そうであれば、日本政府がICCから、拉致監禁・強制改宗や民法上の不法行為を理由とした解散について追及されたときには、しっかりと向き合い、自国の膿を出し切っていただきたいと思います。
私たちは教会の指示ではなく、信徒一人ひとりの意思で、日本の自由と民主主義を守るために訴えております。この国は今、崩壊への入り口に立っています。どうか関心を持っていただきたいと思います。
家庭連合は解散後もますます元気に、この国を正しい方向へ導いていく決意です。今は嵐の中にいますが、明日の夜に満月が昇るように、必ず光は見えると信じております。私たちは金儲けの犯罪集団でも、反日でも反社会的勢力でもありません。日本を愛し、世界の人々を天の父母様のもとにつなげたいと願う者です。
解散に反対する有識者の方々のXやYouTubeも、ぜひご覧ください。また、今年のノーベル平和賞に、創設者の韓鶴子総裁がノミネートされております。1年以上拘束されている韓総裁の歩みをぜひ知っていただき、応援をお願いいたします。
【締めくくり】
演説は以上です。信教の自由と人権を守る千葉県民の会理事の川原吉明さんにも、力強い演説をしていただきました。これからも信教の自由を伝え続けてまいります。
動画はこちら
https://youtu.be/e3X0i3VqHvg


