三浦綾子財団専務理事を解職 業務用PCに大量の児童ポルノ 元保育士で日本基督教団牧師

三浦綾子記念文化財団という財団があります。この財北海道旭川市にある「三浦綾子記念文学館」を運営している財団です。その文学館の専務理事兼事務局長を務めていた男性が、私的な目的で招待券を無断発行するなどの不正を行っていたとのことで、それを財団が調査したところ、業務用のパソコンから児童ポルノの画像や動画が大量に見つかったということです。これは、とんでもないことだと思います。記事を確認してみたいと思います。

https://www.sankei.com/article/20260914-YFYMCYJUOBFBVOHOEL7GZGJTC4

これは産経新聞の9月14日付の記事です。三浦綾子記念文化財団は、9月11日付で、同館事務局長を務めていた男性専務理事(53歳)を解職したと発表しました。

解職の理由としては、業務遂行や組織管理における度重なる不適切な行為があったこと、そして業務用パソコンに大量の児童ポルノデータが保存されていたことが挙げられています。財団の発表によると、業務用パソコンから5000ファイル以上の女児の裸などの画像・動画が見つかったとのことです。これは「児童買春、児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律(児童ポルノ禁止法)」に抵触する行為であり、財団は速やかに刑事告発する方針を明らかにしています。

問題は、この男性が日本基督教団の牧師資格を持つ人物だったということです。つまり、教職者・聖職者の立場にある方が、このような行為を行っていたということになります。これに関して、三浦綾子記念文化財団は財団のホームページ上に「公益財団法人三浦綾子記念文化財団前役員の解職および今後の対応について」というお知らせを掲載し、自ら報告を行っています。

https://www.hyouten.com/oshirase/47916.html

それによると、2026年9月11日開催の理事会において、専務理事兼事務局長であった難波真実氏を同日付で解職することを決議したとのことです。

本当に、どうしてそのようなことを彼が行ったのか、非常に残念で仕方ありません。三浦綾子さんの小説の中でも有名なものに「塩狩峠」という作品があります。これは、クリスチャンの主人公が、ブレーキの効かなくなった列車の前に自らの身を投げ出し、列車を止めて乗客の命を救ったという、自己犠牲を描いた小説です。信仰に基づくそうした崇高な行いを描いた作品を今に伝える文化館で、専務理事がこのようなことを行っていたというのは、本当に許されないことだと思います。

残念なのは、報道されている通り、この難波真実氏が日本基督教団の牧師であるということが、日本基督教団自身のウェブサイトには特に記載されていないという点です。直近の発表は9月1日付の災害募金に関するものが最新であり、三浦綾子記念文化財団の専務理事の件については触れられていないようです。もちろん、本人が教職者・聖職者としての立場でこの行為を行ったわけではないのだろうと思いますが、それでも、三浦財団自体がキリスト教文化の中でも非常に重要な存在でありながら、日本基督教団側が何も触れようとしないというのは、残念でなりません。

やはり、宗教に携わる者として、このような児童ポルノに関わる行為、これは明確な犯罪ですので、それを犯すということは絶対にあってはならないと思います。私自身も宗教者の一人として、こうしたことは強く戒めるべきだと思いますし、一人ひとりが自覚を持って、そうしたことを絶対にしないと誓うべきではないかと思います。

動画はこちら
https://youtu.be/Fa_TYF0ahtU