恋愛至上主義の終焉

世界日報の記事で、記者の方が書かれた記事ですけれども、非常に素晴らしいものがありましたので、少しご紹介してみたいと思います。こちらになります。
https://www.worldtimes.co.jp/opinion/reporterview/20260813-213590/

「記者の視点『恋愛至上主義の終焉 アプリの普及でお見合いが主流に』」ということで、これを書かれたのは辻本 奈緒子尚子記者です。

この記事を見てみますと、「親の代理婚活──子供の結婚相手探し、親同士が近道」という日経電子版7月7日の記事を参考にしているようです。

この記事によれば、親同士が子供の結婚・婚活に参加しているとのことで、まるで昭和初期の頃のお見合いのようではないか、と述べられています。

日本社会において非常に問題となっているのは、結婚がなかなか進まないという点です。国立社会保障・人口問題研究所の発表資料によりますと、50歳での未婚割合は、2020年時点で男性が約28.25%、およそ3割の男性が未婚ということになります。女性は2割弱ですので、それに比べても男性の未婚率はかなり高い状況です。

30年前はと言いますと、男性で5.57%、女性が4.33%でしたので、この30年で結婚しない男性がものすごく増えているということが見えてまいります。

この記事の趣旨を申し上げますと、かつては恋愛結婚が主流でしたが、なかなか結婚に至らない、あるいは結婚しても離婚してしまうなど、結婚生活が成立しないケースが非常に多くなっています。それに対して、アプリとはいえ婚活アプリを利用して結婚している人が非常に増えている、というのです。

これは明治安田生命のアンケート調査によるもののようですが、1年以内に結婚した方のうち、およそ30%がマッチングアプリで結婚しているとのことで、非常に驚きのことだと思います。

結局のところ、「結婚は好きになった人とするもの」という恋愛至上主義から、男女が結婚を前提に出会う前時代的な形へと、社会の主流が変わってきたと、この記事では指摘しています。

私も全く同じように考えております。恋愛結婚がいけないということではありませんし、それで幸せな家庭を築いていらっしゃる方々もたくさんいらっしゃいますので、それを否定するわけではありません。しかし、お見合い結婚、すなわち結婚を前提とした出会いというものが、もっと見直されてもよいのではないかと思っているわけであります。

記事の最後の方でも書かれていますが、お見合いが主流だった戦前の日本社会では、今よりも離婚率が低かったとのことです。したがって、生まれてくる子供の数も多かったということです。

結婚して子供を持つことを望む男女の出会いの選択肢が増えた以上、こうしたお見合いの見直し、お見合いを評価し直すということが、少子高齢化の解決につながっていくのではないか、それを願っている、というのがこの記事の趣旨です。

現状をきちんと分析した、深い洞察に基づいた記事だと思います。この記事に気づいたのは3日でしたが、世界日報本体の本にも掲載されており、インターネットでも閲覧することができますので、ぜひご覧いただければと思います。

やはり日本の少子高齢化の問題を解決する一番の鍵は何かと言えば、結婚する男女が増えていくことです。生まれてきた子供に対する施策ばかりを行っているこども家庭庁の施策だけでは足りず、幸せな結婚を望む男女が増えていくこと、これが一番大切なポイントだと思いますので、本日改めてご紹介させていただきました。

動画はこちら
https://youtu.be/ZyqqToc93zU