水田は日本の原風景

お盆に田舎の方へ行ってまいりました。そこには一面に水田が広がっており、大変美しい風景でした。
私は昨年、選挙に出馬し、千葉県内を回る機会がありました。千葉県は全国でも有数の米どころであり、米の生産量は全国第6位を誇っています。そのこともあり、広がる水田の美しさを改めて思い出しました。

しかし、地方では、全国的にも同様だと思いますが、米を作る農家の方が年々減少しています。その理由はいくつかあると思いますが、そもそも米を消費する人が減ってきていることも一因です。
昨年は米不足により価格が高騰しました。しかし、その後は流通在庫が増えてきたためか、米価は下がり始めています。消費者にとってはよい面もあるかもしれませんが、農家の皆様にとっては、これでは生活を維持できないほど厳しい状況に追い込まれているということです。

米づくりは、ある程度の規模で営まなければ採算が合わないといわれています。例えば、5~6ヘクタール程度の農地がなければ経営が成り立たないという話も聞きます。しかし、それだけの規模で農業を続けるためには人手が必要であり、後継者不足も深刻です。
さらに、農機具の価格も大きく上がっており、買い替えることさえ難しい農家が増えています。このままでは、10年後には現在のような美しい水田の風景を守れなくなるのではないか、という声もあります。
実際に、休耕田や耕作放棄地を目にすると大変残念に思います。かつて見た田園風景とは異なり、雑草や葦などが生い茂っている場所もあります。そのような状態になると、再び田んぼとして戻すことは容易ではないそうです。

だからこそ、日本の水田を守っていかなければなりません。政策としても、農家の皆様が安心して米づくりを続けられる仕組みを真剣に考えていく必要があります。
日本は「瑞穂の国」ともいわれます。瑞穂とは、みずみずしく実った稲穂を意味します。田植えや刈り入れの時期には、地域の人々が集まり、互いに助け合って作業をしてきました。そうした営みを重ねてきたことも、日本の文化であり伝統です。

この美しい水田の風景と、地域で支え合う農業の伝統を、これからも守っていかなければならないと考えています。

動画はこちら
https://youtu.be/qnQnSFgpw88