サイバーセキュリティに万全の対策を!
最近起きた事件ですが、ニチレイロジスティクスが、最初システム障害と報じられたのですが、サイバーアタックの集団「RansomHouse」が犯行声明を出したと報道されました。
https://www.issoh.co.jp/tech/details/15409
「2026年7月13日、ニチレイグループがサイバー攻撃を受け、冷蔵倉庫の入出庫と冷凍食品の出荷という物理的な業務が止まりました。その後7月22日には、ランサムウェア集団「RansomHouse」がダークウェブ上のリークサイトで犯行を主張し、ニチレイも被害サーバーに保管されていた個人情報が外部へ漏えいした可能性があるとして対象者への通知を始めています。IT障害が倉庫の荷物を動かせなくする——この事象は、システムが社会インフラそのものになった現実を突きつけるものです。」
現在、サイバーセキュリティの重要性が非常に高まっています。そして、政府、行政の対応が、後手後手になっていると私は思っております。
私の専門はITコンサルティングで、そのために情報処理安全確保支援士という資格を持っています。これはどういうことをするかというと、企業、特に中小企業に対して、サイバーセキュリティの大切さを啓蒙し、サイバー攻撃に対する対策を十分するように、アドバイスをしていくものです。
今、いろんな業務がどんどんDX化が進められていて、システムに対する業務の依存度が非常に高まっています。CMを見ても、DX化をキーワードに宣伝をしているし、IT企業が急激に成長しています。
その結果、クラウド化が進みました。つまりデータを処理する本体やデータベースそのものが、ユーザーから見るとどこにあるかわからないサーバーの中に格納され、データ処理され、ユーザに結果だけが返されてきます。最近はやりの生成AIは、その典型例です。データを取り扱う事業者、例えばGoogleやAmazonも、大量のデータをユーザから預かっています。
しかし、このようにデータが集中しているサーバは、サイバー攻撃の対象となります。特に数年前から攻撃方法の主流となっているのが、ランサムウェアです。ランサムウェアとは、身代金ソフト位の意味で、サーバに侵入してデータを暗号化し、身代金を払わなければ、解除しないといって脅すパターンです。
今回のニチレイロジスティックもそうですし、昨年のアサヒビールやアスクルも同じです。身代金を要求されても、日本の場合は払わないことがほとんどですから、システムは完全に機能を停止し、その機会損失は図り知れないものがあります。
また、そのようにサーバにアクセスすることで、保有しているデータ、特に個人情報を流出させることもあります。これは、とんでもない被害を招く恐れがあります。
それでは、中小企業のサイバーセキュリティ対策の状況を見てみると、私の見たところでは、十分に意識が高まっているとは思えないという例が、いくつかあります。
世間も、これだけDX化をもてはやすのであれば、同じ位の力をいれて、サイバーセキュリティが叫ばれるべきですが、そこまでは聞こえてきません。利便性とセキュリティは、もろ刃の剣のようなところがあって、便利になればなるほど、クラウド化すればするほど、そのデータをきちんと守り切るということが、必要になってきます。
政府、行政は、これに対してはきちんと政策を打っていくべきだと思います。家に鍵をかけるのは当然、国の防衛もしかりです。明確に悪意をもった組織がある以上、それに対しては、きっちりと対応をしなければならないし、国はこれをもっともっと支援していくべきです。
動画はこちら
https://youtu.be/aYGsaXZc_W4


