選択的夫婦別姓、家父長制について
昨日、日本家庭党の政策に人々は注目するか、というタイトルで動画を出しましたところ、コメントを例によって頂いております。どうもありがとうございます。
この中で、二つほどお話ししたいと思います。なんぞや改さんで、再びコメントです。
https://www.youtube.com/watch?v=AwLlQlG_HNw&lc=UgxSyVJ1Nf0xtlufcrZ4AaABAg
「もろ家庭に関わる事でお聞きします。 選択的夫婦別姓についての家庭党の考えを訊かせていただければと思います。 また、皇室典範に若干関わる事ですが、家父長制度が廃止された事の意味をどう理解しているのでしょうか。」
これについては、今回新たに作った日本家庭党のパンフレットにも、触れさせて頂いています。「行き過ぎたジェンダーフリー政策の修正」というのを、政策の一つに上げています。
https://drive.google.com/file/d/1zmmV2Yyy7_NBlfmvKDtVFqUcypd_5oyS/view?usp=sharing
「LGBT理解増進法が制定されましたが、さらに選択的夫婦別姓制度を制定しようとする動きがあります。性同一性障害など、配慮するべきケースはありますが、行き過ぎたジェンダーフリー施策は、却って教育現場やスポーツの場などで、混乱を生じる原因となります。同性愛や同性婚を過度に一般化するような政策を、修正します。」
基本的に、選択的夫婦別姓制度は不要であると私は思っております。なぜかというと、何点か問題があります。
一つは、選択的夫婦別姓制度というのは、ファミリーネームをなくしてしまうという動きであるからです。ファミリーネームというのは、私だったら小笠原という姓を名乗っておりますが、これが戸籍の中においては、ファミリーネームなわけです。
この家庭の、家族を代表する名前を使うというのは、世界的にも普及しているもので、アメリカもそうですし、海外もそのような形になっています。ファミリーネームを使わない国もあります。例えば、中国も結婚しても姓は変わりません。それから韓国も、結婚しても姓は変わらないです。韓国においては、族譜というものああって、氏族の名前を大事に残していくという民族なので、その氏族の名前を名乗るという意味で、結婚しても続くわけです。士族を大事にするというところからきているようですね。
家族の名前をつけるということでは、その名前は夫の姓でもいいし、妻の姓でもよいことになっています。とにかくどっちかに揃えなさいというのが、今の民法の規定です。
だから、これをわざわざ、選択的であったにしろ、別々の姓にするということは、そのファミリーネームがなくなってしまうということです。だからこれについて、私は反対であるということです。
それからもう一つが、戸籍に関わることです。日本の戸籍制度というのは、非常に優れたものであって、自分がどこの家族に生まれて、その先はどうだったのかというのを、戸籍を探っていくと、わかるわけです。
この戸籍制度は、日本の非常に重要な制度でありまして、海外にはあまりそういう制度が整備されていないところも、結構多いんだそうですね。そうすると、日本のこの素晴らしい戸籍という制度が存続していくためにも、やはり世帯が所属する戸籍があるということは、別姓のまま戸籍を残すのが難しくなってくるので、この点で反対であります。
また、通称制度を使えば問題ないじゃないかと、不便にもならないじゃないかということを今の政府でも言っていますし、私も賛同ですが、一番の問題は、家族の名前がなくなってしまうことが、問題であると思っているところですね。
それから、もう一つが、家父長制の問題がありました。この家父長制というのは、明治以降、戸籍そのものの話でありますけれども、家長を登録して、その子供、さらにその孫という形で、戸籍を編纂していく制度ですね。これが戦後の民法改正によってなくなりました。いつなくなったかというと、1947年12月だったと思いますが、民法が改正されて、そこで戸籍法、そしてその元となる民法の上で、家長というものを廃止したわけです。
これ自体は、もう定着しているので、私はそこに対して反対するということではありません。ただ、なぜ家長という制度がなくなったかというところについては、これは考えていかないといけない部分があると思っています。
それは何かというと、日本国憲法が制定された時に、家長という制度をなくしてしまうということであって、さらに言うと家族という条項までも取り去ってしまったかというと、これはGHQの統制下で作られた憲法であって、日本が作った原案は、全部却下されちゃって、GHQが作った原案を基に出来上がったのが、日本国憲法なんですね。そして、アメリカの伝統の中に家長みたいな考え方はなかったと、そしてアメリカはなんでこれをなくしたかというと、一番大きい理由は、その時の統治の方針は日本の武力を無力化するというのが目的だったからです。
アメリカが日本と戦争してみてよくわかったのは、日本がなんで命を捨ててでも戦ってくるのかと、神風特攻隊みたいな、ああいう無謀な戦いまでしてきたのかというと、これは家族の縛りがあると、郷土の縛りがあると、そういったものが原因になっているんだろうと、彼らは分析したわけです。お国のために死ぬとか、故郷の、故郷に残っている家族に恥をかかせないために死ぬ、みたいなところがあって、それが日本の軍隊が、死をも恐れぬ力の源泉になったと、こういうふうに分析したんだろうと、私は思ってます。
そうすると、このような制度は壊さないといけないということで、わざわざ家族に関する条項を日本国憲法から取り除きましたし、家父長制度もその延長線上で廃止されたんだろと私は思ってます。
私は、今家父長制度を復活するべきだとは考えておりません。もう戦後80年も経って、今の戸籍制度は定着しています。だからこれを改悪することは、してはいけないと思いますし、変える必要はないと思っております。ただ、その経緯自体は、よろしくないものだと思っております。
動画はこちら
https://youtu.be/D0TmEmiCRzg


