日本共産党が天皇をどう考えているか
先日、TM特別報告なる文書の本が出るということで、そこにおいて天皇制の廃止をまあ目論んでるみたいなことが書いてあることについて、日本共産党の天皇に対する考え方についてお話をしました。そうしたら、いろんなコメントを頂きましたが、ナンゾヤ改さんが、日本共産党は天皇制を廃止しないと言ってるということをおっしゃるので、その一連のコメントにお話したいと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=sHVeIKC68Ts&lc=UgztfcSX9VzrS_ISd2R4AaABAg
「ナンゾヤ・スクープ!!
小笠原氏が紹介した日本共産党の天皇制について書かれた党の政策と、私が探し出した最新の党の主張が違う事が分かりました。
なんと、小笠原氏はわざわざ2004年のかなり古いサイトを紹介していたのです。
現在の最新のものとは大きく違っています。
小笠原さん、何故わざわざ20年以上も前の物を引っ張り出したのでしょうか。
釈明してください。
これについて、だんまりは許せません。
しっかりと釈明しない限り私は毎日この事を取り上げます。」
これについてですが、2004年の綱領と現在の綱領では、天皇について書いていることは全く同じです。
2004年綱領
https://www.jcp.or.jp/jcp/23rd_taikai/kouryou.html
「11 天皇条項については、「国政に関する権能を有しない」などの制限規定の厳格な実施を重視し、天皇の政治利用をはじめ、憲法の条項と精神からの逸脱を是正する。
党は、一人の個人が世襲で「国民統合」の象徴となるという現制度は、民主主義および人間の平等の原則と両立するものではなく、国民主権の原則の首尾一貫した展開のためには、民主共和制の政治体制の実現をはかるべきだとの立場に立つ。天皇の制度は憲法上の制度であり、その存廃は、将来、情勢が熟したときに、国民の総意によって解決されるべきものである。」
ここで、「一人の個人が世襲で「国民統合」の象徴となるという現制度は、民主主義および人間の平等の原則と両立しない」「民主共和制の政治体制の実現をはかるべきだ」とはっきり言っていて、「将来、情勢が熟したときに、国民の総意によって解決されるべき」とはっきり書いてあります。憲法で天皇条項が書いてあるから、天皇制は認めざるを得ないが、将来は憲法を改正して、これをなくさなければならない、という意味ですね。
ナンゾヤ改さんは、この2024年の古い綱領を持ち出して、最新の綱領を無視しているといっているのですが、2020年の最新の綱領にも、天皇条項は全く同じことが書いてあります。
https://www.jcp.or.jp/activity/kouryo/
「天皇条項については、云々」
ここの文言は、一言一句何にも変わっていません。だから、20年前の綱領を持ちだして、話をしているのではなくて、最新の綱領でも明記されている、日本共産党の天皇に対しる考え方を、ご説明したのです。
さらに言えば、当時の書記長の志位氏が、2019年に赤旗の記者と一問一答したとものがあります。そこでは、新天皇が即位されたときに、国会で祝賀の辞を発表したのですが、全会一致で可決したと、だから日本共産党もそれに賛成したということについて、今までの日本共産党の立場が矛盾しているのではないか、ということについて、志位委員長が答えている部分です。
https://www.jcp.or.jp/web_policy/2019/05/post-823.html
「私たちの綱領では、将来の問題として、日本共産党としては、天皇の制度は「民主主義および人間の平等の原則と両立するものではない」として、「民主共和制の政治体制の実現をはかるべきだとの立場に立つ」と明記しています。同時に、天皇の制度は憲法上の制度ですから、その「存廃」は「将来、情勢が熟したときに、国民の総意によって解決されるべきもの」だということを綱領では書いています。」
ここでも、「日本民主共和制の政治体制の実現を図るべきだとの立場に立つ」と言うことを言っていて、20年前の話じゃなくて、少なくとも令和が始まったときの時に、その立場で話しているわけです。天皇については、憲法上の制度だからその通り従いますよと、の憲法は将来変わるかもしれませんね」と言っていて、つまりは憲法を変えて天皇制は廃止したいという思いがここにまあ読み取れますよね。それ以外には読み取れません。
ナンゾヤ改さんは、こういうコメントも残しています。
https://www.youtube.com/watch?v=nnQKWhxp9kc&lc=UgwZo56rhgBElVo9i5F4AaABAg
「小笠原氏は、まやかし・欺瞞、うそとも取れる事を平然と行い、未だにその事について弁明もしなければ撤回もしていません。
それは何かと言うと、日本共産党の天皇の存続にかかわる綱領について、嘘ともとれる酷い説明の仕方をしたのです。
現在の日本共産党は「天皇の制度をこう考える」と題して、以下の通り主張しています。
「結論からいうと日本共産党は天皇の制度を無くしません」
しかしながら小笠原氏はこれを無視して、2004年の日本共産党の綱領を掘り起こして、
「天皇制については、綱領改定案は「党は、一人の個人あるいは一つの家族が『国民統合』の象徴となるという現制度は、民主主義および人間の平等の原 則と両立するものではなく」の文言から、
「趣旨として、「天皇を否定しています。」」と結論付けています。
完全に小笠原さんのしたことは視聴者を騙した事になります。
現在の日本共産党の言っている「天皇の制度を無くしません」を無視して、20年以上も過去の綱領について、「天皇を否定しています。」として、それがまるで現在も続いているかの如く紹介・批判したわけです。
これは完全に騙しです。
この動画は2日前のものでした。
私はそのコメント欄に今回と同様の指摘をして、さらに昨日もしましたが、未だに撤回もしなければ弁明もしていないです。
私は現在、彼の人格を疑っています。」
わたしは、この「結論からいうと日本共産党は天皇の制度を無くしません」という文章をいろいろ検索して調べてみたんですけども、このように発言している日本共産党の記事は見つかりませんでした。見つかったのは、先程の志位書記長のコメントです。
この志位委員長のコメントについては、私はもとの動画でお話していて、ブログにも掲載しています。
https://www.ogasawara-church.jp/blog/20260709/8426/
ここで、この記事を私は引用してええいます。だから私は、最初から、日本共産党の立場をきちんと説明しているわけであって、ナンゾヤ改さんが言っているように、2002年の綱領が古いものであって、そこで言ってることと今の立場とは違うというのは、そうではないと思います。
だから、「まやかし・欺瞞、うそとも取れる事を平然と行い」という風には思っていませんし、ちょっとこのような発言については、いかがなものかなと、思いますので、発信させて頂きました。
動画はこちら
https://youtu.be/82Eep0Mfgaw


