裁判所は「空気」に流されるのではなく「現実」を直視すべき

家庭連合の特別抗告を審理する沖野眞己判事に対する忌避申立が却下されました。ほぼ同時に、福本弁護士が、主張書面3を提出しました。

【福本総合法律事務所HP】
https://fukumoto-law.com/news?id=21

「裁判所は「空気」に流されるのではなく「現実」を直視すべき」
「本日(令和8年5月29日)、特別抗告主張書面⑶及び関連証拠資料を最高裁判所に提出しました。今回は、これまで主張してきた内容の中から3点に絞り、新たな証拠資料を引用しながら簡潔にまとめました。提出した証拠資料は主に現役信者らが被っている深刻な人権被害状況(精神科医2名の意見書を含む)及び国内外の法律家、学者、宗教人らによる原決定に対する批判(意見書、シンポジウム等)です。」

主張書面は、こちらになります。
【主張書面3】

https://fukumoto-law.com/assets/uploads/%E4%B8%BB%E5%BC%B5%E6%9B%B8%E9%9D%A2%EF%BC%93.pdf

大きく2つの論点で論じています。

一つ目が、点ですねまあ一つが「本件利益衡量の矛盾」ということです。
裁判を行うにあたって、非常に重要なことは、失われる利益と守られる利益の、比較考量をしなければなりません。
それでは、どの利益を守り、どの利益を失わせるのか、と考えたときに、今回家庭連合を解散させるというのは、過去のことではなく、今後被害が出ないようにするために解散するんだと言うのが、東京高裁の決定だったわけです。
福本弁護士はどのように言っているかというと、今後のために解散するということであれば、守られる利益は現在の信者であって、過去の信者ではありません。現在の信者が、高額献金などによって、不相当献金等勧誘行為の犠牲にならないように、現在の信者を守るんだと、将来起きないようにするというわけです。
その代償として、失われる利益は、やはり現在の信者の信仰の利益です。守る利益も、犠牲にする利益も、どちらも現在の信者です。そうなると、そもそも矛盾であって、解散の意味はないではないか、と言っているのです。一方の利益を守って、他の一方の利益を犠牲にして、それを天秤にかけるんじゃなくて、私も現役信者ですが、同じ現役信者の利益と犠牲を勝手に天秤にかけているわけです。我々からすると、放っておいてくれということであり、裁判所は自己矛盾していると言うことです。

2点目、これが非常に大きいと思うんですけども、空気の支配ということです。結局、今回の解散というのは、安倍晋三元首相暗殺事件を契機に沸騰した報道により作られた(操られた)空気に支配されたものであると、このように喝破しているわけです。よくぞ言ってくれたと、私は思います。
国家権力が空気によって宗教法人を解散させる、これに対して国内外の有識者がこぞって批判しているということで、多くの資料を提示しているわけです。
中でも、ここで紹介しているのが、米国人の政治学者ロバート・E・エルドリッヂが、「残念な旧統一協会解散命令と空気に支配された司法」という投稿記事を書いています。日本に住む外国人から見ると、日本のことを理解しつつ、海外の目から見ると、怖いですよ、書いてあるわけであります。概要欄にリンクを貼っておきますので、興味のある方はご覧頂ければと思います。

このような、根拠不明な空気、このようなものによって、人権が、場合によっては命までも左右されるような、そういう司法であってはいけないと、私は強く思います。宗教法人の解散は、自然人で言えば死刑に当たるものです。霊の命がかかっているわけです。実際、私共現役信者の信仰の命が、大きな嵐によって、吹き消されようとしています。それを、肩を寄せ合って、なんとかそれを守ろうとしてるわけですが、その大きな嵐というのが、空気のような実態のないものです。そんなものに負けないように、私たちは心を強くして、身を寄せ合って生きて行くという決意をしている訳です。 司法といえども、国家権力ですので、そういう国家権力が、嵐のように襲いかかって、命を奪おうとしています。それがどうして起きたかというと、空気なんですね。誰が言ったのか分からないような、誰が決めたのかもわからないような、実体のないものによって、命の火が消されようとしている。こういうことに対して、危機感を持って頂きたいと思いますし、気づいて頂けるまで、私も発信し続けたいと思っております。

動画はこちら
https://youtu.be/kwdG5Ha0MoA