アンチ判事への忌避申立却下 空気に支配される裁判所

5月21日に、家庭連合の特別抗告審の抗告代理人である福本修也弁護士が、判事の忌避申立を行ないました。この判事は、裁判官になる前に、家庭連合への批判を行うセミナーに参加して、講演をしていたということで、忌避の申し立てをしたわけです。

それを受けて、5月26日に、二世の会が記者会見を行って、報道もされたわけですが、その翌日、5月27日付で、この忌避申立てが却下されたと言うことです。

これは、抗告代理人の福本弁護士のホームページに出ています。
【福本総合法律事務所HP】
https://fukumoto-law.com/news?id=20

「忌避申立却下」
「令和8年5月27日、最高裁判所第1小法廷は、沖野眞已裁判官に対する忌避申立てを却下しました。却下の理由は、「本件申立てに係る事情は、裁判の公正を妨げるものということはできない。」というものでした。全く納得が行きません。」

これを見ても、なぜ裁判の公正を妨げないと言い切れるのか、公正を欠くということを何十ページにわたって忌避申立書に書かれているわけですが、この一文だけで却下ということです。中身を読んだのかどうかも分かりません。却下というのは、棄却と違って、門前払いというものです。中身を見て判断して吟味してということではなくて、そもそも申し立ての要件を満たさないとか、そういった理由で却下ということになります。
要するに、最高裁もグルなのかと言わざるを得ません。

このことは、ニュースでも報じられていています。
【共同通信(5月28日)】
https://www.47news.jp/14375214.html

「最高裁、沖野判事の忌避を却下 旧統一教会の解散命令審理」
「最高裁第1小法廷は、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に対する解散命令を巡る裁判で、審理から沖野真已裁判官を外すよう求めた教団側の忌避申し立てを却下する決定をした。27日付。「裁判の公正を妨げるとはいえない」とした。」

これを受けて、金沢大学の仲正教授も発信しています。
【仲正昌樹教授ポスト(5月28日)】
https://twitter.com/nakamas2/status/2059940865808998743?s=20

「「統一教会の教義を伝えることは違法」と発言した沖野最高裁判事に対する忌避申立が第一小法廷によって一日の審理で却下されました。理由は、福本弁護士のHPにあるように、「本件申立てに係る事情は、裁判の公正を妨げるものということはできない」。本当にこの一文だけ。」

沖野判事は、第三小法廷に属しますが、忌避申し立ての審理は第一小法廷で行われました。それでは、この第一小法廷の判事は、どういう方々で構成されているか、こちらの方が解説しています。

【ファイト・シニア @勝改宗(5月27日)】
https://x.com/peace_owl_jp2/status/2059607895566905643?s=20

「最高裁・第一小法廷の5名の判事
2024年7月「念書無効」訴訟当時の第一小法廷
 深山卓也
 安浪亮介
 岡正晶
※堺徹
※宮川美津子

2025年3月過料決定当時の第一小法廷
 岡正晶
※安浪亮介
※堺徹
※宮川美津子
※中村慎

現在の第一小法廷
※安浪亮介
※堺徹
※宮川美津子
※中村愼
 阿多博文」

要するに、家庭連合に対して不利な判決、決定を行った4人の判事が、そのまま今回の忌避申し立てを却下した、ということです。

もうこうなると、最初から結果は見えているんじゃないか、と思わざるを得ません。結局裁判所は、上から下まで、つまり最高裁から高裁、地裁に至るまで、何か「空気」のようなものがあるんでしょうね。「空気」というのは、要は実態がないようなもので、気分で決めるみたいなものです。日本の社会は、この「空気」で支配されているといっているのが山本七平ですが、50年前に書かれた「空気の研究」が、今まさに目の前で行われているということです。背筋が寒くなるような、そんなお話だと思います。

裁判所というのは、国家権力でありますが、むしろその国家権力を抑制して行くための存在です。しかし今回は国家権力の一翼を担って、家庭連合をつぶすという世の中の「空気」ができてしまっていて、それに流されてしまっています。それに対して、おかしいという判事がいないのかと、思わざるを得ません。

家庭連合が、このまま解散されたとしても、これは家庭連合だけの問題であれば、私もここまでは言わないわけですが、全く理不尽なことが続くと何が起こるかというと、「空気」によって流された裁判官たちが、「空気」によって裁判をすると、「法と証拠」によって行われるべき裁判が、流されていくということです。そんな裁判官に裁かれる日本人は、可哀そうだと思います。日本国民は、もっと立派な、職業倫理、職業上の良心に基づいて裁判をする、独立した意思によって裁く裁判官であれば、裁判の結果を委ねようと考えるでしょうが、こんな空気に流されるような裁判所に裁かれるとすると、日本の国民は可哀そうだと思います。

そういう状況ではありますが、私たちは、きちんと訴えていく。そして大切なのは、記録を残していく。諦めてしまったら、それで終わってしまいますから、最後の可能性にかけて、戦い続けなければいけないと思う次第です。

動画はこちら
https://youtu.be/FyZKyapkAuE