清算人による5月から始まる債権申出 資金を取り戻すためのものではない

家庭連合の解散命令が出されて、清算人が当日発表したのは、債券申出の受付を5月中旬頃から始めて、一年間ぐらいかけます、ということです。

【清算人ホームページ】
https://ffwpu-seisan.jp/attachment/00000000-0000-0000-0000-000000000003
「今後、官報公告をもって、本法人に対して債権を有するとお考えの皆さまに対し、一定の期間内にその債権の申出をすべき旨を催告いたします(宗教法人法第49条の3第1項)。債権者の皆さまが債権の申出をする機会を確保するため、債権申出期間は 1 年間とすることを検討しています。債権申出期間の始期については、令和8年5月中旬頃を予定していますが、後ろにずれる場合もあります。」

清算法人の債権申出の抗告は、通常二ヶ月なんですけれども、今回は一年間ということになっています。この債権の意味あいとしては、東京高裁の決定書にも書いてあったことですが、被害を受けたという方々が漏れなく申し出ができるように、充分に期間を設けるという趣旨だと思います。

私は、家庭連合から被害を受けたと本当に思っていて申し出るということであれば、それはよいと思います。昨年9月頃、家庭連合は救済委員会を作ったくらいですから、そういう申し出には反対しません。

しかし、家庭連合が清算法人になって資金を取り戻すことができないから、その手段として債権申出をするということを、もし考えていらっしゃる方がいたら、それは本来の趣旨ではないと言うことは、お伝えしたいと思います。

これについては、鈴木エイト氏が記事でコメントを出しています。
【鈴木エイト氏のコメント】
https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%E6%97%A7%E7%B5%B1%E4%B8%80%E6%95%99%E4%BC%9A-%E8%A7%A3%E6%95%A3%E5%91%BD%E4%BB%A4%E5%8F%97%E3%81%91-%E6%96%B0%E5%9B%A3%E4%BD%93%E8%A8%AD%E7%AB%8B-%E5%A0%B1%E9%81%93-%E6%95%99%E5%9B%A3%E3%81%AF%E5%90%A6%E5%AE%9A%E3%82%82-%E5%8B%95%E3%81%8D%E3%81%AF%E3%81%82%E3%82%8B-%E7%8C%AE%E9%87%91%E3%82%82%E7%B6%99%E7%B6%9A-%E9%88%B4%E6%9C%A8%E3%82%A8%E3%82%A4%E3%83%88%E6%B0%8F%E3%81%8C%E8%AD%A6%E9%90%98%E3%82%92%E9%B3%B4%E3%82%89%E3%81%99%E6%AD%A3%E4%BD%93%E3%81%A8%E3%81%AF/ar-AA20YL3t?ocid=BingNewsSerp#image=1

「5月から1年間、旧統一教会の財産について、精算人が債権者の申し出期間を設定するのですが、そのときに『自分は脱会者です』と言ってお金を引っ張って、弁済を受けて、それをまた新団体に献金するんじゃないかという懸念がありますね。要は現役信者なのに偽装脱会をして資金をそのまま横流しするというわけです。」

これは、やってはいけないことだと思います。いくら私たちが献金したものであったとしても、その献金の帰属先は、いま清算法人にあります。それを取り戻そうと思って、「自分は実は被害を受けていました」みたいな形で取り戻すというのは、やっぱりやってはいけない、虚偽の申告ということになると思います。

私たちが献金したというのは、自発的な行為によるものであって、それが一旦献金して自分の手から離れたら、それは天のものであって、自分でどうこうするものではありません。それを、自分たちのものであるということで取り戻そうとするのは、それはおかしいと私は思っています。

もしそういうことをすれば、それは相談そのものが被害者として認定されるわけです。要するに被害者カウントがされて、やはり家庭連合は被害者が潜在的にあったと、東京高裁や東京地裁が言っていたことを裏付けするような形になるわけです。やはり家庭連合っていうのは、被害者がたくさん今でも抱えていたと言うことを、証明することになるわけです。

解散が行われる前の、救済委員会であれば、家庭連合の方でもいろんな事情を聞いて、公平に判断することもできたと思います。しかし今は、清算人にそれを期待することは難しいと思います。なんとなれば、清算業務と関係ない職員、例えば教会長や婦人部長など、事情を知る方が、すべていなくなっちゃうからです。だから、一方的な申し出だけで決められてしまうということは、非常に不公正のものだと思います。

そもそも、献金を取り戻したいとおっしゃっていた方々の中には、現役の信者も結構いらっしゃったと聞いています。それは、解散の前です。信仰は続けたいんだけれども、お金が厳しいので、あの時の献金は返してほしい、というようなケースです。これは、別に被害者ということではなくて、自ら行った意思であることを確認した上で、それでもお願いできないか、ということですから、道義的な形で、そういったものに応じていたと理解しています。被害というよりも、申し訳ないんだけど、みたいな話じゃないかと思います。

しかし精算人が行う政権申し出というのは、自ら被害者であると、私はだまされていたと言わないと、被害者にならないわけです。単に、やっぱりお金ほしいみたいなことでは、清算人は受けてくれません。被害者だ言わないといけないし、被害者として認定もされてしまいます。

それでお金を取り戻したとして、それを新たに献金なんかできるのでしょうか。私は、それはおかしいと思います。だから、鈴木エイト氏が言っているような、自分が脱会者だと言って弁済を受けて、それを新団体献金するんじゃないか、というようなことは、やってはいけないことだと思います。

今の信者の中には、いらっしゃらないと思いますけれども、改めて私のまあ考えを述べたということです。

動画はこちら
https://youtu.be/5Xd2mwgcLnQ