日本国憲法を改正して家庭保護条項を追加せよ
本日は、文化の日です。79年前の今日、日本国憲法が制定されました。
私は、日本国憲法の第24条に、家庭保護条項を追加するべきであると、主張しております。それは、世界人権宣言第16条に書かれている通りです。
http://ictj-report.joho.or.jp/1605/sp04.html
【世界人権宣言】
第16条第3項
家庭は、社会の自然かつ基礎的な集団単位であって、社会及び国の保護を受ける権利を有する。
そして、自民党は、2012年4月に、憲法改正案を作成しています。
その第24条第1項に、家庭保護条項が追記されています。
https://www.jimin.jp/policy/policy_topics/pdf/seisaku-109.pdf
【日本国憲法改自由正草案】
第24条第1項
家族は、社会の自然かつ基礎的な単位として、尊重される。家族は、互いに助け合わなければならない。
まさに、世界人権宣言と同様の内容です。
これに対しては、反対意見がたくさんあります。
例えば、現在立憲民主党の参議院議員である打越さくら氏は、かつてこのような記事を書いています。
http://ictj-report.joho.or.jp/1605/sp04.html
「小さな公共である家族を尊重するということは、国家という、より大きな公共を支えるための土台になります。個人よりも国や家族が優先されることで、国が決めたことを国民に守らせようという考え方があるのでしょう」
しかし、個人の尊重を優先するあまり、社会設計が、一人世帯を前提とするものとなってしまい、社会保障制度が破綻の危機を迎えています。
人は一人では生きていくことはできません。人と人との係わりが社会であり、その最小単位が家庭です。家庭を前提とする社会設計をしない限り、国家が個人の面倒を見ることになってしまい、継続的なものとはなり得ません。その影響が、憲法改正後80年も経ち、顕著になっていると言えます。
憲法は、国の在り方を決めるものです。そして、これまで軽視されてきた家庭の価値を見直し、それを如何に守るのかを考える、重要な時期が来ていると思います。
憲法が公布された節目である本日、もう一度この問題を考えてもよいのではないでしょうか。
動画はこちら
https://youtu.be/BNrbrz0FkzQ


