「旧統一教会」という通称は、文部科学省の悪意
文部科学省は、家庭連合を「旧統一教会」と呼んでいます。
これは、非常に失礼な言い方であることが、少し考えればわかります。なぜ、こんな言い方をするのでしょうか?
そこには、文部科学省の悪意があるのです。
家庭連合の正式名称は、世界平和統一家庭連合です。これは、1994年に、文鮮明総裁が世界的に名称を変更したものです。
日本も当然名称変更を申請しましたが、日本では文部科学省が認証しなければ、名称変更はできません。文部科学省は、なんと21年間も、これを放置しました。その間教会は抗議を続け、行政訴訟も辞さないという態度で迫ったところ、やっと名称変更が認証されたのは、2015年のことです。
これは、文部科学省の職務怠慢です。法律用語で言えば、作為義務違反です。
文部科学省は、この事実を糊塗するために、「旧統一教会」などというおかしな呼称を使い続けているのです。
「旧統一教会」などという団体は、存在しません。なぜ文部科学省がこのような珍妙な言い方を続けているかと言えば、解散命令請求を行うにあたり、30年も昔の訴訟事件を根拠として提出しているからです。2015年に名称変更したのは、コンプライアンス宣言以降であり、訴訟事件はほとんどありません。だから、30年前も昔の訴訟事件を問題にするためには、当時の名称を使わざるを得なかったのでしょう。極めて悪意に満ちた、恣意的な運用だと思います。
これはまるで、「田中花子」さんが結婚して「鈴木花子」さんになったのに、「旧姓田中花子」さんと言って、人を紹介するようなものです。本人が希望して、「田中花子」という名前を使うのであればよいのですが、本人が「鈴木花子」と呼んで欲しいのに、「旧姓田中花子」と呼び続けるとしたら、それは非常に失礼なことではないでしょうか。少し考えれば、わかることです。
「家庭連合」と名称変更したのには、宗教的な背景があります。1994年、文鮮明先生が、「氏族メシア」というものを世界的に宣言し、教会の名称もそれに合わせて変更されました。これは、信者の家庭が、それぞれ教会となり、その教会が集い合わさることで、家庭連合が形成される、というものです。 宗教的な理由で名称を変更するのは、当然の事です。名は体を表すという通り、名称変更は宗教上の重要な意味があります。それを、政治的な意図で、変更前の名称を使い続ける文部科学省の態度は、悪意に満ちたものであると言わざるを得ません。
動画はこちら
https://youtu.be/RLRxl6JHr0k
