宗教は特殊なものではない

宗教を持ってるというと、変わった人とか、特殊な考えを持った人というようなイメージがあるかもしれません。私も、家庭連合の信者として、ひとりの宗教者であると自覚しております。宗教をもっていないという方もいらっしゃいますし、まあそれはそれで、よろしいかと思います。

では、宗教を信じているということが、何か特殊なことなのかといえば、そんなことはないと思っています。なんとなれば、私は普通に社会で生活し、人間関係もあって、仕事の関係もあれば、家族の関係もある、普通に生活してるわけです。その生活の中の一つの属性として、自分は宗教を持っているということだと思います。特に変わったことではありません。
それはまるで、自分が何県出身だとか、趣味はこれこれですとか、こういうことに興味を持っているとか、仕事は何々ですと言うのと同じです。

仕事に打ち込んで、その仕事に人生を捧げた人がいたとして、その人が仕事のために人生を失ったのかといえば、そうではないと思います。同じように、宗教に対して一生懸命になって、その身を捧げた方がいたとしても、それはそれで立派な人生だと思います。もちろんそういうことをせずに、平和に家庭を築いて生活しても、それでいいと思います。
いろんな考え方、生き方がある中で、その中の一つとして宗教というものがあると思うわけですね。

だから、ある宗教を持っているからとか、ある思想を持っているとかいうことで、その人を排除するということは、あってはならないと思います。家庭連合の信者として、現在国家によって明確な公正な手続きによらずして、非公開の裁判で解散に追い込まれるというのは、まさにこの点が問題だと思うからです。やはり、きちんとした手続きでなければ、その人が一生懸命やってることに対して、それを阻害するような、抑圧的な社会であってはならないと、思います。

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https://youtube.com/live/cfsvsm8kw9o