中国反邪教ネット 家庭連合が解散して喜ぶのは誰か

中国のサイトで、中国反邪教ネットというのがあります。宗教を邪悪視して攻撃するサイトですが、ここに家庭連合の解散命令に関する記事があると世界日報で報じていますので、見てみたいと思います。
「統一教会の終末審判は、カルトの害悪に対する日本社会の目覚めと反撃である」というタイトルです。
https://www.chinafxj.cn/n161/c937294/content.html

内容は、安倍元首相の暗殺事件が、日本におけるカルトとの戦いの転換点になったとして、山上哲也被告の行為を、高く評価しているのです。
安倍元首相は極右の政治家であり、家庭連合との深い係わりをもっていて、それを攻撃したのが山上哲也被告だというわけです。
記事はかなりの長文ですが、家庭連合を危険団体だとし、その家庭連合との関係があった安倍元首相をけなすことで、宗教に対する攻撃と日本の保守的な指導者を貶めるという二つの目的を果たしています。

そして、家庭連合に対する解散命令の決定を、手放しで評価しています。
「統一教会の脱退は日本社会にとって大きな前進である。これは、カルトとの戦いにおける日本社会の段階的な勝利を示すものである。この判決は、日本における統一教会の違法行為に終止符を打っただけでなく、カルト問題への対処において他の国々が学ぶべき経験も提供した。これは、社会が合意を形成し、法律が正義を支持する限り、宗教を装ったいかなる邪悪な勢力も隠れる場所がないことを証明している。」
他国は、これに倣えと言っているのです。宗教家と関係を持った政治家は暗殺されてもよい、むしろそれは、社会を変える転換点となる、というわけです。恐ろしい思想です。

私たちは考えなければなりません。
日本において、宗教が抑圧され、保守の政治家が貶められて喜ぶのは誰か?
日本に対して覇権を広げようとする中国共産党です。この記事を見ると、他の国にもこのパターンで宗教を潰してしまえ、と煽っているのです。

中国反邪教ネットは、単なる反カルトサイトではありません。中国共産党のお墨付きを得ているようです。こちらの記事を見ると、習近平氏の記事ばかりが載せてあります。いかにも、中国政府の御用サイトであることがわかります。
https://www.chinafxj.cn/index.html

家庭連合への解散命令は、まさに中国共産党の思うツボです。
私は20年前、中国で仕事をしていたことがあるから、よくわかります。あのような国家が国民に対して抑圧的な国では、精神の自由はありません。
日本がそんな国にならないように、信教の自由を守る旗を降ろしてはならないと思います。

動画はこちら
https://youtu.be/u-Nnf86EL4Ihttps://youtu.be/u-Nnf86EL4I