BS-TBS 報道1930 家庭連合の国際イベントをレポート

4月16日に、BS TBSの報道1930にて、家庭連合とUPFが、4月11日~13日の3日間連続で行った国際イベントを、大々的にレポートしています。もちろん論調としては、否定的なものであり、タイトルも「解散命令から3週間…聖地で大イベント 旧統一教会“変貌”の意味」となっています。

ただ、私たちが日本に対して、あるいは世界に対して発信したい内容を、かなり細かく紹介してくれています。私はこれを見て、非常にびっくりしました。ここまで報じてくれているのか、ということです。いくつかのシーンをご紹介します。
https://youtu.be/xP5avRvMfUs

【アナウンサー】
この模様はインターネットで中継されていました。教壇トップの韓鶴子総裁が、新郎新婦に婚姻を宣言。日本からは1200人が会場に参列し、オンラインも含めるとおよそ90カ国の男女5000組が夫婦になりました。
さらに次の日には、教団にとって最も重要な行事が。巨大な白亜の宮殿天苑宮がオープンしました。

【韓鶴子総裁】
「ホーリーマザー・ハンの名で、天一国の天国の門が大きく開かれたことを満天下に宣布する。」

【文信出夫妻、文信興夫妻】
「天苑宮・天一正殿 入宮大勝利 億万歳」

【アナウンサー】
前夜祭で、東京オリンピックを上回る2100機のドローンを使い映し出されたのは、文鮮明総裁と韓鶴子氏。対になった夫婦の姿が消え、その後描かれたのは、グローリー・ホーリーマザー・ハン真のお母様の文字と、夜空に大きく映し出された韓鶴子氏一人の姿でした。」

【キャスター】
一連の韓国の行事に、トランプ氏の側近と言ってもいい人物が参加したんですね。ちょっと見ておきたいと思います。女性です。第一次トランプ政権でこのポーラ・ホワイト・ケイン氏、大統領の宗教顧問という立場でありました。そして第二トランプ政権で、同じ立場なんですが、ホワイトハウスに新しく信仰局というのが新設されて、そこの責任者になったと言うことであります。
このボール・ホワイト・ケイン氏、この女性であります。さてこのボール・ホワイト・ケイン氏が、一連の行事に参加しておりました。果たして何を語ったんでしょうか。聞いていただきましょう。

【アナウンサー】
合同結婚式の前日に、韓国ソウルで開かれた、ワールドサミット2025。旧統一教会の関連団体が主催し、各国の政治家や宗教指導者らが参加しました。
三年前、安倍元総理がビデオメッセージを送ったのもこのイベントでした。

【ポーラ・ホワイト・ケイン牧師】
私はこれまで様々な機会において、マザームーンと過ごし祝福にあずかってきました。

【アナウンサー】
旧統一教会の韓鶴子総裁を、マザームーンと呼ぶのは、アメリカ人牧師のポーラ・ホワイト氏、トランプ大統領の宗教顧問を務める人物です。

【ポーラ・ホワイト・ケイン牧師】
トランプ政権の一員として私は、トランプ大統領が信仰に基づく外交を深く信じていることを断言できます。大統領は世界中で信教の自由を擁護し続けています。
どこかで侵害された信教の自由は、全ての信教の自由が侵害されたのも同然です。

【アナウンサー】
2月には、バンス副大統領も、教団と繋がりのある行事で講演を行うなど、旧統一教会はトランプ政権に接近しています。
このような形ですね。さらに番組では、このポーラ・ホワイト氏が参加されたことに対して、解説も入れてくれてるんですね。こちらもご覧ください。

【堤解説員】
もうトランプ氏がやっている、例えば移民政策などにも、要するに外国からアメリカに来る人に非常に厳しいやり方をとってる訳ですけど、それについてもかなり影響力を持っていると言われています。で、彼女自身、実は福音派の中でも、本当に彼女が牧師たる資格があるのかみたいなことについて、同じ福音派の中の宗教からも、疑問を付けられることが多い人物というのも、牧師かどうかも疑われる、その彼女が、ああいう風な説教するような、例えば大統領の就任式の時も出てきたし、それから例の2021年1月6日トランプ氏があたかも議会襲撃を呼び掛けるかのような演説をするんですけども、その直前のお祈りも、彼女がやったりしてるわけですね。だからそれが本当に宗教家としての資格があるといえるのかということで、福音派の内部から、もちろん全てではないんですけども、内部からも相当疑問を付けられているような人物。
ただ、いずれにせよ、トランプ氏に対する影響力が強い。さっきあったように、ホワイトハウスの中に新しくできた信仰局というところで、トップの座に座ったりもしてます。ただ、3月下旬に、実は復活祭の前のビデオメッセージで、彼女はあと千ドル出せば、あなた達に特別の十字架が来るわよ、みたいな、どうもやっていることを見ると、旧統一教会と同じように、お金を出せば、七つのスーパーナチュラルな祝福が神様から得られます、その機会を逃しちゃだめよみたいなですね、こういう呼びかけをして、これまた同じ宗教家、アメリカの宗教界の中からも反発を呼んでいるそういう人物ですね。

【キャスター】
阿部さん如何ですか?今聞いたこのケイン氏ですけども、旧統一教会が、東京地裁から解散命令が出た、この後いわば呼んでですね、信教の自由を侵害されたと言わせているようにも見えるわけですよ。これどう見ますか。

【阿部弁護士】
これは統一教会を指すのかは、発言上はっきりしてないわけですけれども、それを指すとすれば、非常に無責任というか、無思慮というか、非常に問題のある発言だと思うんですね。海外から、信教の自由が日本で侵害されてるんだということで、海外から批判させるというのは、この田中会長の発言にもありますように、もうそれは教団は戦略としてやってるわけですね。ただ日本の被害というのを、こういうポーラ・ホワイトみたいな人が、理解してるかと、日本の法律の制度を理解しているかと言われたら、おそらくそうではなくて、単純に宗教迫害ということで恐らく発言してるんだと思うんですね。ただ実際に日本で信教の自由を侵害されたと繰り返し裁判所で断罪されていいるのは、むしろ統一教会の方であって、そういうその被害の実態とか、日本の裁判でのこれまでの判断とか、法律の制度とかも、全く理解しないで、軽々とこういう発言をする、それが被害者の結束とか、結束強化とかですね、被害の拡大に結びついてくるわけですから、こういう発言が世界で発信されるということは、それ自体が非常に問題だと思いますね。

相当、ポーラ・ホワイトさんという方が、トランプ政権の中で、重要な位置にあって、その方が、日本の解散命令を意識した発言をしたことに対して、警戒感を持ってるというですね。そしてなんと、このポーラ・ホワイト氏ご自身の人格を否定するような、牧師として如何なものかみたいな、ドネーション(献金)を呼びかけると、それが統一教会みたいなとか、なんとか引きずり下ろそうとするんですね。本当に偏った、バイアスのかかった内容です。ここに登場される方々は、そういう意図を持った全国弁連の弁護士ですので、まあ当然のことだろうと思います。けれども、彼らがそこまで警戒するということは、逆に言うと、よっぽどこのことはショックだったんだろうなと思います。

私も、この番組を見るまでは、ポーラ・ホワイト氏が、日本の解散命令意識して、あのような発言、即ち、「どこかで起きた宗教迫害は、すべてで起きたものと同じである」というこの発言ですが、気づきませんでした。よくぞ、それをまあ見つけ出してくれましたねTBSさん、というような感じもするくらいです。

これに関しては、この画面には出ませんでしたが、櫻井義秀さんが、相変わらず、事実に基づかない、推測でコメントを出していましたが、そのようなコメントはとりあえず置いといて、TBSさんが、こんな形であ家庭連合の非常に重要なイベントを、私たち信者もとても大切にしていたこのイベントを、よくぞ公共の電波に乗せてくれたと、ある意味ありがたく思うような次第です。このような内容が、正しく世の中に伝わるといいなと思う次第です。

動画
https://youtu.be/GNb8utbvIYw