神のなされることは、皆その時にかなって美しい
この言葉は、旧約聖書の口語訳では「伝道の書」、聖書協会共同訳では「コヘレトの言葉」の、第3章11節に書かれています。イスラエル王国のソロモン王の言葉であると伝えられています。
全てのことは、神様がお決めになるので、この世のできごとに一喜一憂するべきではない、というような意味だと思います。知恵の王と言われるソロモンの言葉ですから、含蓄があります。
本日、文部科学省が申し立てた家庭連合の解散命令請求に対して、東京地方裁判所が裁判の結果を通達すると報道されています。それが解散命令の決定なのか、棄却なのか、今の時点ではわかりません。ただ、どのような結果が出たとしても、それは神様が人間を通して行うことですから、信仰的に受け止めるべきだと思います。裁判の結果によって、「ああよかった」と安心したり、「もうだめだ」と絶望したりするべきではないということです。私たちは、今まで通り、信仰生活を続けて参りますし、私たちの群れが滅びることはありません。
ただ、その結果が解散命令の決定だとしたら、これは日本の信教の自由に対する重大な危機です。断じて許すわけにはいきません。家庭連合という一宗教団体だけの問題ではなく、日本の宗教界、ひいては日本の民主主義の根幹を揺るがしかねない問題です。海外からも、厳しい批判の目が向けられることになるでしょう。
従って、私たちは戦い続けます。解散命令が棄却されたとしても、同じことが、再び起きないとも限りません。拉致監禁問題も、闇に葬られたような状態にするわけにはいきません。今回のはなはだ不公正な解散命令請求の問題、拉致監禁による強制棄教の問題は、きっちりとけじめをつける必要があります。
私たち家庭連合の信者は、裁判所の裁判の結果がどのようなものであったとしても、今までと何も変わらず、信仰生活を送り、信教の自由を訴え続けます。その覚悟は、すでにできています。むしろ、日本の民主主義の確立のために、このような役回りを与えられたことに、誇りと感謝を持つばかりです。家庭連合を潰したい勢力からすれば、このようにしぶとい集団が、一番やっかいかもしれません。これが、神の戦略だと私は思っています。応援して下さる方々のためにも、また同じように周囲からの様々な誹謗中傷で苦しめられている方々のためにも、不公正な迫害に対しては、毅然とした態度で臨みたいと思います。
動画はこちら
https://youtu.be/eUsl_KEs6u4
