TBS報道特集 著作権法違反!

本日3月15日に放送されたTBSの報道特集の中で著作権法違反がございました。

私が代表を務める「信教の自由と人権を人権を守る千葉県民の会」が主催した、先週3月8日のイベントで、「オールドメディアが伝えない真実」と言うことで、徳永信一弁護士と立花孝志党首にご登壇頂いたものですが、これをYouTubeライブで動画を配信し、現在でも誰でも閲覧することができる状態になっております。ただ、これを使う場合は、動画というのは著作物ですので、著作権に沿った形で運用されなければなりません。

動画の内容は、下記の通りです。(報道の検証のために、下記に音声を文字化しました)

【アナウンサー】
選挙活動中に出席した、旧統一教会の関連団体のシンポジウムでは、選挙におけるネット戦略についてこう述べた。
【立花】
これまで、テレビや新聞に取り上げてもらうしかなかったけど、ネットがあるんですよ。
それで、どうやって使うかというと、お金かけたらネット回るんですよ。知ってますか。YouTubeって、お金を出せば勝手に広告で統一教会を見るつもりがない人にまで見せてくれる。

あくまでもこの動画は、著作権者として、私たち「信教の自由と人権を考える千葉県民の会」で作成し公開しているものです。無料で閲覧することはできますが、著作権法で守られています。こういう公開された動画を使用する際には、一般的には下記の条件があります。
①既に公表された著作物であること、②公正な慣行に合致すること、③報道、批評、研究などの引用の目的上正当な範囲内であること、④出所の明示をすること、です。
https://www.ccile.otemon.ac.jp/copyright/citation

では、この動画について、著作権者はどうなってるかというと、「信教の自由と人権を考える千葉県民の会」です。映像では、旧統一教会の関連団体となっていましたが、そうではありません。下記に、当会のXアカウントのプロフィールを掲載します。
https://twitter.com/shinkyochiba

そもそも私たちは、自分たちを旧統一教会と言う表現では言いません。私どもは、正式名称に基づいて、通称「家庭連合」と言ってるんであって、旧統一教会という名前ではありません。また、私たちは家庭連合の関連団体でもありません。独立して信者の有志が立ち上げた会です。家庭連合やその関連団体、例えば勝共連合が、お金出したり人を出したりしていないのです。信者の人権を守る会の、私たちが、自発的に行っている会であって、経済的にも完全に独立してやってるんです。

また、先程の番組の中では、「選挙におけるネット戦略」と言ってましたが、このイベントの趣旨は「オールドメディアが伝えない真実」です。選挙に関するネット戦略なんて話は、立花さんはしていません。イベントで言っていたネット云々というのは、信者が自分たちの声をSNSとかで発信したらどうですか、とこういうことを言ってるんで、選挙なんか全く関係ないわけです。だから完全に趣旨をすり替えたものになっています。著作権を侵害し、内容も改変して、違う事実としてですね編集して出してるわけです。会の趣旨と違うものを出しており、これは完全に著作権法違反です。

そして、私どもは、TBSからこの報道がなされる前に、何の相談も受けていません。一応念のために、当会のSNS担当者に聞きましたけども、一切そういう問い合わせはありません。また、動画のコメント、Xのコメントにも、TBSからの問い合わせは一つもありません。

このように、著作権者の許可を得ずに、内容を趣旨と違ったものに改変し、出所も明らかにせずに放送したことは、明らかに著作憲法違反と言うことになります。

私は、これに対して、TBSの問い合わせフォームから、訂正を求める文書を送りました。
下記の通りです。
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私は、信教の自由と人権を守る千葉県民の会の代表で、小笠原裕と申します。
本日(3月15日)に放映された貴番組で、当会のイベントをYoutubeで配信した映像が、無断で使用されていました。
著作物を引用して使用する場合、①既に公表されている、②公正な慣行に合致、③引用の目的上正当な範囲内、④出所の明示、が条件とされています。
しかし、貴番組では、当会が作成した動画であることを明示せず、従って出所も明示していないばかりか、動画を編集し、当会を「旧統一教会の関連団体」とのテロップが流されました。
当会は、家庭連合の信者の有志で結成された会であり、家庭連合およびその関連団体が運営している会ではありません。これはX上でも明示しています。
また、このイベントの趣旨は、「オールドメディアが伝えない真実」であって、「選挙におけるSNS戦略」ではありません。
このように、動画作成者を明示せず、イベントの趣旨も捻じ曲げて勝手に編集し、著作権者である当会への事前の確認もなく、番組に使用することは、明らかに著作権法違反です。
番組上での訂正を求めます。
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※テロップでは、「選挙におけるネット戦略」となっていました。こちらで訂正します。
 申し訳ありません。

どういうような回答が来るのかわかりませんが、回答によって、その後どうするかについては、イベントに参加された徳永弁護士ともご相談しながら進めていきたいと考えております。

そして、本件に関しましては、TBSが立花たたきの報道を、繰り返し繰り返し行っていました。本日の報道も、兵庫県知事選挙で選挙ねじ曲げたというような内容で、事前に予告していました。そうしたら、その予告を見たからかどうか分かりませんが、昨日立花党首が暴漢に襲われてしまいました。あと一歩のところで、下手をすると命を落としていたかもしれません。立花党首は命に別状はないと言うことで、大事をとってですね本日は選挙期間中であるにもかかわらず、街頭には立たれないということですが、とにかく無事でよかったと思います。先週イベントにご出演して頂いたということもあり、お見舞いのLINEをお送りしたところ、折り返しのLINEを頂きましたが、本当にご無事でよかったと、まずそれを思います。

それとともに、このような形で、ひとりの人間をメディアが追い詰めるようなことをやるというのは、どうなんでしょうか。竹内県議を自殺にまで追い詰めたのは立花のせいだみたいな論調で、本日も報道されていましたが、立花さんを追い詰めているのは、TBSではないでしょうか。こんなことを、公共の電波に乗せてやっていいのでしょうか。SNSどころではない、公共の電波でこんなことをやっているわけです。これは非常に大きな問題ではないかと私は思います。

それから、私も千葉県民ですが、立花さんは本日街頭に立つことができなかったわけですが、明日は投票日です。それなのに、投票の結果に影響を与えるような、こういう立花攻撃、個人攻撃的な放送を、公共の電波に乗せているというのは、公職選挙法に違反するような内容じゃないでしょうか。こんなの、投票日の後にすればいいではないですか。
これは、放送倫理にも違反し、公職選挙法にも違反するものだとも思われます。

いずれにしても、先ほどの意見書についての回答が、どのような形で来るか分かりませんが、結果によっては、まさにこのイベントに同時に参加された徳永弁護士とも相談して、対応を決めていきたいと考える次第です。

動画はこちら
https://youtu.be/HamqfVhLRcs