月刊Hanada 4月号 福田ますみ氏 文科省の犯罪「統一教会陳述書」捏造事件

月刊Hanada 4月号に、ノンフィクション作家の福田ますみが、文科省の犯罪「統一教会陳述書」捏造事件という記事を書いています。
家庭連合の解散命令請求を行った際に文部科学省が証拠として提出した300人弱の陳述書を、家庭連合が詳細に調査したところ、その中に本人が書いたものではなく、本人が認識していないなど、作文された、もっと言えば捏造されたものが含まれているということがわかったと言うことです。
国家権力が、政府が、証拠を捏造して裁判の証拠として出して、一つの宗教団体を潰そうというわけですから、とんでもないスキャンダルです。

これについては世界日報がスクープを出していて、福田ますみさんの記事も基本的にそれに沿ったものとなっています。また、家庭連合もホームページで意見書を書いて、状況をつぶさに報告する資料を公開しています。

内容としては、家庭連合は証人尋問をして分かった事実が結構あります。

例えば、Aさんは、67歳ですが、入信した動機は娘がうつ病だとなっていますが、実はその鬱病ではなく入会動機も違ってるし、返金請求した金額の中に600万ぐらいですが、実は仮想通貨の詐欺の穴埋めだったとか、そもそもこのAさんは、自分が書いたはずの陳述の内容を、どんなものか内容を答えることができませんでした。結局、文科省の職員が書いたものをそのまま提出するだけだったということです。

Bさんは、脅かされて献金したと書いているのですが、全然脅かされてはおらず、その当時はすごく感謝してということで、後で返してくれと言っているだけでした。陳述書に書いていることと、本人が言っていることが違うということが、裁判官の前でばれちゃったというような話ですよ。

Cさんに至っては、元信者ということで陳述書が提出されていますが、実はCさんは現役信者です。あまり熱心に教会に通ってはいないけれど、元信者ではなく、地獄に落ちるとかいうことで献金したことは絶対ないとのことで、自分の体験談を話してサインしたら、それが陳述書として出されたとのこと。

Dさんも信者です。息子さんに反対されて、表面上は退会しましたが、自分は信者だ自覚していて、それが91歳のおばあちゃんです。何が書いてあるかわからなくてサインして、それが元信者の陳述書として提出されました。私こんなこと書いてない、と言っているそうです。

陳述書は、職員が書いているので、パターンが一緒だったりします。よく指摘されていることですが、家庭連合では「アダムとエバ」という言い方をするのに「アダムとイブ」と書いてあったり、先祖の因縁と言われて脅かされて無理やり献金したとか、です。私なども献金するのに先祖の因縁がどうしたこうしたと言って献金したことは、ないと思います。先祖解怨というのがありますが、脅かされてなんかいないし、大体は世界の摂理、つまり神様のために捧げるというのが多いです。

やはり、職員が勝手に文章を適当に作ってサインさせて陳述書として出しても、全然そんなものは証拠能力もないし、そういうものを積み重ねても内容がないという、とんでもないことだなと思います。
これはやはり、宗教行政における戦後最大のスキャンダルです。こういったスキャンダルに関しては、きっちりと示して、その問題性を指摘しないといけないと思います。

動画はこちら
https://youtu.be/Wq9WPJcVksg