ダイヤモンドオンライン 紀藤正樹弁護士のインタビュー 拉致監禁の問題すり替え

1月27日付のダイヤモンドオンラインに、全国弁連の紀藤正樹弁護士のインタビュー記事が掲載されています。

【ダイヤモンドオンラインの記事】
https://diamond.jp/articles/-/355971

これは有料記事なので、最初しか読むことができません。
この記事には、インタビューアーが、「拉致監禁による強制棄教についてどう思うか」と尋ねたところ、紀藤氏は「脱会するための自由を奪うことのほうが問題だ」という回答をしたそうです。これに対して、家庭連合広報部の公式Xアカウントで、ダイヤモンドオンライン社に対する抗議文が掲載されています。できれば原文で確認したいですが、費用もかかるので、抗議文から紀藤氏の発言内容を確認していきます。

【世界平和統一家庭連合 広報局】
https://twitter.com/ffwpu_koho/status/1886964101915832708

「インタビューアーが「旧統一教会側は『信者が拉致・監禁されて強制棄教の被害に遭っている』と主張していますと述べたのに対し、紀藤氏は「最後の悪あがきですね。外の世界は怖いものとして、信者の恐怖感をあおる形で脱会の自由を奪っている。いわば被害の泣き寝入りを助長する活動です。解散命令が出ればこういう信者固めの活動も難しくなり、自らの被害気付く信者がさらに出てくるでしょう」と答えています。当法人が「外の世界は怖いもの」などとして信者の恐怖心を煽って、脱会の自由を奪っているという事実はありません。そもそも当法人信者は一般社会で仕事をし生活をしているのであって、紀藤氏が怖いと決めつける外の世界で逞しく生きているのです。そして、そうした信者であっても、家族の対応や人間関係の不安等々で信仰生活に行き詰まり、残念ながら信仰を自らの意思でやめる人も数多くいるのです。紀藤氏の発言は“犯罪”ともいうべき拉致・監禁による強制棄教という人間の尊厳を踏みにじる人権侵害行為を正当化する主張に過ぎません。」

まさにその通りだと思います。拉致監禁による強制棄教に反対することは、「脱会の自由を奪っている」という理屈は、一体どこから来るのでしょうか。「外の世界は怖いよ」なんて、教会が言っている?冗談ではありません。どこからそういう発想が湧いてくるのか、私には想像ができません。これは、拉致監禁による強制棄教についての、問題のすり替えです。

紀藤さんは、やはり一般の信者の話を聞いてみるべきだと思います。一方的に「相手が恐怖心を煽られている」などと決めつけている限り、まじめに信仰生活を送っている信者の気持ちや立場は、わからないでしょう。私は紀藤氏と公開討論したいと思います。

動画はこちら
https://youtu.be/gnVa25aN-Mc