石破首相のガザ地区住民受入発言は大問題
石破首相は、2月3日の予算委員会で、ガザ地区の病人や負傷者を、受け入れるという発言をしています。
https://www.sankei.com/article/20250204-OI4Z7AQ52FDXTMCXOM2XOAOZNE/?446723
アラブ諸国は、エジプトで会合を開いて、パレスチナ人をガザから移送することを拒否しています。これに対してトランプ大統領は、エジプトとヨルダンはパレスチナ人を受け入れるべきだと主張しています。
そういう状況の中で、なんで日本が難民を受け入れるという話になるのか、理解に苦しみます。
ガザの住民といっても、ハマス政権を支持しているわけで、そのハマスは一昨年の2023年10月7日、イスラエルに対して無差別のテロ攻撃を行いました。それに対して西洋諸国は、日本も含めて、テロ行為を許して許してはならないと声明を出しています。それについての評価もまだ終わってもいない状況で難民を受け入れるということになると、それに乗じて、テロリストたちが日本に入ってくるということも、あり得るわけです。
住民がテロリスト政権を支持しているわけですから、一般人とテロリストの見分けがつかないからです。そうなると、日本の国家安全保障上の大きな問題となります。
しかも、今週石破首相はトランプ大統領と面談することになっています。トランプ大統領は、ガザの難民に対しては、まずアラブ諸国が受け入れるべきだと言っているのに、日本はそれを無視する形で日本がやりますよ、ということを言ってしまえば、トランプ大統領が考えていることと違うことをやってしまうことになります。そんな相手に腹を割って話をすることができるのか、非常に疑問です。
以上の観点から、石破首相のガザ地区住民受け入れ発言は、安全保障の観点から、そして対米関係の観点から、大いに問題があると思います。
動画はこちら
https://youtu.be/YdlZ5fL1KwY
