トランプ大統領の大統領令 性別は男性と女性のみとする

トランプ大統領は2025年1月20日の就任初日に、連邦政府が認める性別を男性と女性の2つのみとする大統領令に署名しました。
CNNの記事の記事は下記の通りです。
https://www.cnn.co.jp/usa/35228461.html

この大統領令の主な内容は以下の通りです。
①連邦政府の公式方針として、生物学的な男性と女性の2つの性別のみを認める。性別は変更不可能であり、生物学的な現実に基づくものとする。
②連邦政府機関は「ジェンダー」という用語の使用をやめ、「セックス(性)」に置き換える。
③パスポートやビザなどの公式文書は、生物学的な性別を正確に反映させる。バイデン政権下で導入されたパスポートの性別欄における「X」(男女以外)の選択肢を廃止する。
④連邦刑務所や移民収容施設などの「個人的な空間」は、生物学的性別に基づいて区分する。
⑤「ジェンダーイデオロギー」を推進する団体や個人への連邦政府からの助成金や契約を禁止する。

トランプ大統領は、この大統領令について「性別イデオロギーの過激主義から女性を守り、連邦政府に生物学的な真実を回復させることを目的としている。」と説明しています。バイデン政権下で進められていた性的マイノリティーの権利拡大政策を大きく是正するものとなっています。

旧約聖書の創世記1章27節には、「神は人を自分のかたちに創造された。神のかたちにこれを創造し、男と女に創造された。」と書いてあります。
キリスト教の根本には、この聖書の言葉があって、トランプ政権の背景であるキリスト教福音派は、この聖句を根拠に、昨今の「ジェンダー」議論には反対しているわけですが、トランプ大統領はそれに呼応した形と思います。

日本では、岸田首相が、バイデン大統領がG7で来日するタイミングに合わせて、無理にLGBT理解増進法を制定した経緯がありますが、このような政策は見直されるべきと思います。

動画はこちら
https://youtu.be/qtaIddMBUPM