トランプ大統領就任 極東は日米韓対中ソ朝の構造 信教の自由も重要な課題
トランプ大統領就任式が行われました。それと共に、たくさんの大統領令に署名をしたということです。その中に非常にまあ重要なものがあり、例えばバイデン大統領の大統領令を全面的に取り消すとか、パリ協定から脱退、WHOからの脱退というものまで含まれます。基本的な考え方は、アメリカファーストということで、アメリカの国益を重視した施策を進めてくると思います。
日本に関連することとしては、関税の問題などもありますが、やはり中国、ロシア、北朝鮮への対応が重要だと思います。トランプ政権は、対中国強硬派が揃っているということですが、中国の覇権主義に対しては、厳しい姿勢で臨むものと思われます。
極東の安全保障の問題を考えた場合、日本とアメリカ、韓国、これら自由民主主義陣営三国の連携が重要だと思います。
中国、ソ連、北朝鮮の全体主義・覇権主義陣営は、お互いに連携しています。北朝鮮がソ連のウクライナ侵攻に武器・兵力を供与したり、中国・ソ連も対トランプ大統領の就任式に際してビデオ会談を行うなど、対トランプ大統領については共同歩調をとるように思います。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250121/k10014699311000.html
こうした中で、与党自民党は、昨年の岩屋外務大臣の中国訪問など、どんどん中国寄りになっているし、韓国も親日の尹大統領が拘束され、親中の李在明 共に民主党党首が力を発揮するなど、日米韓の連携に暗雲が立ち込めていると思います。石破首相も、トランプ大統領と会うと、何か要求されるのではないかと考えているのか、未だに会談の目途が立っていません。
アメリカは、Make America Great Againのキャッチフレーズ通り、アメリカファーストを主張するでしょう。しかし、自分の国のことは自分の国で対応するというのは当然のことであって、日本は日本の国益を中心に、対外交渉をするべきだと思います。アメリカに寄るとか寄らないということではなく、日本のスタンスをきちんと主張すればよいのではないでしょうか。石破首相には、まずはトランプ大統領に会い、日本の立場を伝えるべきと思います。
また、信教の自由についても、きちんとするべきです。現在家庭連合に対して、不公正な解散命令請求、拉致監禁による強制棄教問題の放置など、信教の自由の侵害行為を行っています。これは中国やソ連、北朝鮮などの全体主義国家と同じことをやっているわけです。自由民主主義陣営として、アメリカとも価値観を共有するためには、この問題もきちんと整理するべきです。
動画はこちら
https://youtu.be/7CZbKmB4WNk
