新年街頭演説
新年から、千葉駅前で信教の自由の街頭演説を致しました。
全国の街頭演説有志代表の川原義昭さんが、年末から毎日やっておられて、私も合流させていただいて、信教の自由を訴えたという次第です。以下の通りです。
「ご通行中の皆様、私は世界平和統一家庭連合、家庭連合の信者で、小笠原裕と申します。この時間をお借りしまして、お訴えをさせて頂きたいと思います。
現在、家庭連合は、文部科学省によって解散命令請求を受けている立場です。この解散命令請求は、手続きが全く不透明です。何の明確な根拠もなく、政治的な思惑を持って行われました。まさに、今、信教の自由が脅かされているという状況にあります。
これら家庭連合の信者は、4300人以上が、拉致監禁による強制改宗の被害者となっております。無理やり拉致されて、監禁され、どこにも逃げられない、こういうような状態の中で、「信仰を棄てる」、と言うまで閉じ込められる、そのような強制的な棄教が行われてきました。このような被害者が、4300人以上いるのです。そしてなおかつ、そんな状況が、マスコミでも、一切報道されない。まるで蓋をされたような形で、押さえつけられています。
そんな恐ろしい信教の迫害が、まさに、この日本で行われている、そういう状況を少しでも多くの方々にこの状況を知って頂きたい、ということで、この駅頭に立たせて頂いております。
昨年 たった一人から、この活動が始められて、だんだんとその流れが広がって、昨年12月に、信教の自由の全国一斉行動が行われ、全国210カ所で、15,000名もの我々家庭連合の信者が声を上げるに至りました。一人ひとりがそのような決意を持って、語る、その言葉が、一人でも多くの国民の皆さんに伝わってほしいと、考えているわけであります。
私たちは、自責の集団です。自責というのは、自分たちが責任をとる、こういうことです。他人の責任にするのではありません。
私たちが今こうやって訴えている内容は、誰かのせいでこうなったとか、そういうことを言おうとしているのではないんです。
私たちは、自分たちが、この状況において何ができるか、ということを考えて訴えています。
私たちが訴えたいことは何かといえば、家庭というものが、非常に大事である。
そのことを訴えたい。家庭を大事にしてこそ日本の将来がある、日本の繁栄がある、こういうことを訴えたいと思っています。
しかし、現在、左翼の活動によって、この思想、家庭を大切にしようというこの理想が、一人一人が家庭を大事にする、家庭が氏族を大事にする、そして氏族が国を大事にする、国が世界のために生きるならば、この国は発展するだろう。これは家庭連合の創始者である、文鮮明総裁が遺した言葉です。この言葉を大切にしている、これが私たちの活動なんです。
この活動を、押さえ込もうとする勢力があります。左翼勢力です。
家庭は個人を抑え込む、家庭は個人を抑圧するものである、だからそれをバラバラにしないといけない。
そういうような考え方、左翼的な考え方が世の中にあります。こういう人々が、家庭連合を潰そう、家庭連合を押さえ込もう、こういう思想を強制的にでもいいから、奪ってしまおう、そういう人々がいます。
このことに対して私たちはやはり、戦わないといけない。
この戦うというのは、「彼らのせいでこうなった」、というのではない。
「私たちが声を上げなきゃない、私たちが責任を持っていかなければいけない、この日本に対して責任を持っていかないといけない。」
そういう自責の思いで、私たちはこうやって、一人一人が声を上げている、というものであります。
私たちが尊敬する文鮮明総裁もそうです。2000年前のイエス・キリストもそうです。
イエス・キリストは十字架にかかりました。その時に一言も言い訳はしなかった。
イエス・キリストに何の責任もなかったんだけども、十字架にかけられた。それは、全人類の罪を背負う、そういう決意があったからです。
それが神の願いであるならば、自分は言い訳はしない。そうやって、逍遥と、十字架にかけられた。
文鮮明総裁も、そうなんです。いろいろと、批判する人がいます。文鮮明総裁は、牢獄に入れられたこともある。拷問を受けたこともある。それに対しても、言い訳はされませんでした。一言もしなかった。
だから私たちも、言い訳をするんじゃない。私たちが、語るべきことを語る。
どんなに迫害があったとしても、踏みつけられようとも、語ることを止めることはしない。
私たちが訴えるべきことは、訴えなければいけない。
こういう思いで、私たちはこうやって、ここに立っています。
誰のせいでもない、私たちが自分たちの責任として、やっていかないといけない、
そういう決意を持った者たちであるということを、是非皆さん、理解して頂ければと思います。
この信教の自由の弾圧を、私たちは見逃すことはできません。こういうことを、皆さんに伝えないといけない。そういうことを訴えていかなければ、この日本がダメになっちゃう。だから、私たちはこういうことを言っています。
戦前の宗教弾圧の歴史を、戦後転換しました。
キリスト教徒への弾圧も、戦後、自由を大切にする日本として、再出発した中で、私たちは築き上げようとしてきたんです。
その大事なこの時にですね、戦後80年、そのような時に、まさに戦前のような宗教弾圧が行われている、信教の自由への弾圧が行われている。
家庭連合は、解散してもいいんだ。こういうような論調に乗って、私たちの声も一つも聞かずに、国家権力でもって、この強大な権力でもってそして家庭連合を解散させる、信仰を持っている人間は強制的に強制改宗させる、そういうことをしてもいいんだ、こういうようなことが横行しているのがこの日本の社会です。
このような状況を放置していたら、日本がダメになっちゃう。自由にものごとを語ることができなくなっちゃう。少しでも自分の意に沿わないことがあれば押さえつけてしまう、そういうことが、横行してしまう。そういう日本になってしまう。
そんな日本になってはいけない。だから私たちはこういうような声を上げ続けて、どんなことがあってもたとえ私たちが、迫害されても、押さえつけれても、私たちの声を止めることはできません。
なぜならば、それは私たちの魂の叫びだからです。この魂の叫びをきちんと伝え続ける。
私たちが生きている限り、それは言い続ける。これが私たちの責任だという責任感に駆られて、この場に立っているということを理解していただければと思います。
もう一度申し上げます。信教の自由は尊いものです。絶対に守らなければいけない。
精神の自由は大事なものです。絶対に守らなければいけない。
これを大切にする日本にしなきゃいけない。これを訴えたいと思います。
拉致監禁は、やってはいけない。人の考えを強制的に変えるようなことを試みてはいけない。
それをやってしまったら、日本は全体主義国家になってしまう。民主主義国家ではなくなってしまう。そんな国にしてはいけない。
そのために私達は戦っています。日々私たちは叫び続けています。
そのことを最後にお訴えさせて頂いて、私の演説を終わらせて頂きます。
本日はどうもありがとうございました。
動画はこちら
https://youtu.be/9k8xLOoSK84