霊石の恵み 印鑑や壺を買った人は喜んで購入した

「霊石の恵み」という本をご紹介します。昨日、福田ますみさんの月刊Hanada2月号の「新世事件」についての記事をご紹介しました。いわゆる「霊感商法」を行ったとして、公安から国策捜査を受けて、代表取締役が特定商取引法違反(威迫・困惑)で有罪判決を受けた事件で、相手を脅かして、「買わないと地獄に落ちる」などと言って買わされたという被害者が5人ほど被害届を出したという事件です。

私は今年の9月ぐらいに動画でもお話ししたんですけども、実際に印鑑とか壺などを買った人からお話を聞いてみました。誰一人として、感謝こそすれ恨みを持っている人がいないんです。昨日の動画を出したところ、Xコメントに、印鑑を若い頃授かって、それがきっかけになって統一原理に出会い、人生がいい方向になったという証が上げられていました。こう考えると、決して騙されて脅かされて恐れおののいて、壺を買わされた、ということとは実態が全然違うんです。

この「霊石の恵み」も、そういう証し集になります。昭和62年に発行された本ですが、発行所は霊石愛好会です。印鑑とか壺などを買って喜んでいらっしゃる方々の文集という形になります。本の中には、先祖供養をしたり、いろいろと人生に行き詰って悩んでいたときに霊石を買って、本当に運が開けたと証しています。

私自身は、原理研究会に入って統一原理を聞いて、キリスト教についての真理を知りたいということで入会したのですが、日本人の思いとして、先祖を大切にしたい、先祖供養したいという思いで家庭連合に入会する人も非常に多いのです。そういう方々の純粋な信仰心、霊的なものを大切にする心は、大事にしなければならないと思います。

キリスト教にしても仏教にしても、人間の死後の世界については、あまり詳しくは解説してないと思います。仏教では輪廻説で来世は生まれ変わるということですし、キリスト教にしても、死んだらパラダイスに行ってその後天に導かれるとして、そこに行けなかった先祖たちはどうなるのか、先祖たちを救うためにはどうするのか、こういったことに関しては、あまり詳しく説明していないように思います。

その点では、家庭連合は先祖供養、先祖を大切にするという教えがあり、それで導かれる方がいらっしゃいます。それも大事な宗教的な要素なのかなと思います。

もちろん、家庭連合という宗教法人が、こういった販売行為を行っているということではありません。ただ、霊石をきっかけにして、霊的な関係で導かれたという方が結構いらっしゃるということは、大切にしなければならないと思います。決して、脅されて騙されて恐ろしい思いをして買ったということではないということだけは、申し上げておきたいと思います。

動画はこちら
https://youtu.be/UZr9iQ4kyCE