大豆生田実氏・村上一典氏との対談の開催は中止となりました
12月17日 午後8時から予定されていた、大豆生田実氏、脱会カウンセラーの村上一典氏との対談は、残念ながら開催されないということとなりました。
本件は、11月27日に大豆生田氏と浜田聡参議院議員がYoutube上で対談した際の大豆生田氏の発言に異論があったため、浜田聡議員を通して対談を申し込みました。
一連のやり取りを、下記の通り整理しました。
https://www.ogasawara-church.jp/wp-content/uploads/2024/12/de8ac900ded81aeb4e9b4f208cb104f1.pdf
大豆生田さんに対談を申し込んだところ、
「私は統一教会問題は国家安全保障問題だと思っていますので、貴方様が統一教会内でその分野を代表する責任ある発言ができる方であれば前向きに検討します。また"脱会屋"と議論することは可能ですか?」
という回答でした。
私は一信者であって、大豆生田氏が言うところの「末端信者」に該当すると思うので、その旨お伝えし、脱会カウンセラーが対談に参加することも了承いたしました。
そうすると、脱会カウンセラーが参加するということなので、論点については、大豆生田さんが話をされた「反日カルト」「解散命令請求」「反カルト法」ついても含まれることでよいか確認し、事前に私の主張についてお送りするとコメントしました。
その後大豆生田氏から、脱会カウンセラーとは村上一典氏であり、「何故統一教会を脱会しカウンセリングをしているのかという視点から現役信者の方との対談を希望」ということもご連絡ありました。ただこれは村上氏の視点であって、対談の論点そのもの、つまり「反日カルト」や「反セクト法」については回答ありませんでした。
そこで、12月15日に、大豆生田氏と村上氏の2名あてに、意見交換会の論点として、大豆生田氏には「反日カルト」「解散命令請求」「反カルト法」について、大豆生田氏と村上一典氏の2名には拉致監禁が犯罪であるという点について、意見を聞きたいとペーパーでお伝えしました。
ところが昨日大豆生田氏からは、これは大豆生田氏と浜田氏の対談に関することのみで、村上氏に対して失礼だ、という返信でした。
私は、村上氏に対しても、聞きたいこととして、拉致監禁が犯罪であることについて意見をお願いしますと書いています。書いている内容は不愉快かもしれませんが、それは意見交換なので当たり前の事であり、全然失礼だとは思いません。もっと対談相手のリスペクトとマナー遵守ということを書かれていますが、事前に論点をお送りするのは相手をリスペクトしているからであって、マナーに違反することではないと、思います。
にもかかわらず、「村上さんは最低限のマナーも守れない小笠原さんに対して呆れてますので、明日の対談はキャンセルとなります」と大豆生田氏から連絡がありました。村上氏からキャンセルということであれば、仕方ありません。
それでは大豆生田氏との二人の対談になるのかと確認すると、大豆生田氏からは、下記回答でした。
「小笠原さんが統一教会を代表する責任ある立場ではないので、私ではなく「脱会屋」と対談することとなったものですが、村上さんへの最低限のマナーも守れないようでは駄目ですね。私も話す気になりません。支配層の方であれば対談します。」
私が家庭連合の責任者ではないから対談しない、支配層なら対談する、ということですが、これはおかしな話です。
ただ、こうなると対談は期待できないので、下記回答いたしました。
「私が家庭連合を代表する責任ある立場ではないことはお伝えした通りですが、それが大豆生田様との対談は不可で脱会屋との対談なら可というのは、話として理解しにくいです。
私は、家庭連合は反日カルトで信者はマインドコントロールされていると発言する大豆生田様が、それに異論のある信者と意見を交わすことは、ご自身の言葉に対して責任を持つということだと思います。
その前提で、脱会カウンセラーを交えて話すことには当方も異論がなく、準備を進めておりましたが、ここにきて、マナー違反、話す気になれない、と言うことで対談ができないというのは、とても残念です。
対談は、双方の協力がなければ成立しませんので、今回は開催しないということで、異論ございません。」
さて、大豆生田氏は、家庭連合には支配層と末端信者の2種類があると言っています。これもおかしなことです。大豆生田氏は浜田聡議員との対談で、こう言っています。
https://www.youtube.com/live/w5jvxd2Wp_0?si=YohArzibY5IgyaYa&t=2523
「一方で、末端信者の方っていうのは、そういう恩恵は全くありません。むしろ働いて稼いだものを献金をして、それを韓国に結果的に送金するわけですけれども、神の摂理に従ったつつましい生活をしていることこそが大事なんだと思ういうような、マインドコントロールされた状態で、そういう意識を持って生活をされているわけなんですね。
その意味で、末端信者の方というのは、本当に真面目で、一生懸命勉強して、それなりの大学に行かれて、いつの間にか信者になってしまって、その上の支配層の言うがままの献金をしたり、珍味売りなどをさせられてしまう。末端信者の方が、もっと日常の普通のわれわれのこの社会生活が営めるような状態になっていれば、もっと優秀で様々な活動を、社会活動を行うことによって、日本のためになるような業績を上げて行かれる方が、大勢いらっしゃったんじゃないかと思うんですけれども、残念ながら末端信者の方っていうのは、そういうそのチャンスというものが、極端に与えられないまま、つつましい生活を強いられてしまっていると言うような状況なので、末端信者の方は、私から見れば救出する対象じゃないかとさえ思うわけなんですよ。」
それであれば、私のような一信者と話をして、家庭連合はどうあるべきなのかなど、そんな話をされたらいいと思いますが、信者とは話しません、支配層の方だけ話します、という姿勢はどういうことなのか、私は正直理解できませんでした。ただ、対話というのは相手あってのことであり、残念ながらこれ以上は進められないので、本件は以上で終わりたいと思っております。